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2018年5月5日 快晴
俵山ハイキング
11時「萌の里」で弁当を買い 駐車場横の登山道を上り始める。
5分ほど登ると
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駐車場は下方になり 熊本平野が見渡せる
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前方の風景 なだらかそうに見えるが急坂である
左は北に当たる 鞍岳が見える
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右は南に当たる 一ノ峰が見える
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春リンドウの花が咲いていた
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2年前の地震で山には多くの亀裂ができた
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登山道は尾根伝いの道である
山の石は激しく揺れ 地面との間に多くの隙間を作った
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2年たっているが亀裂は登山道からでも見つけられる
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草の間に数カ所の亀裂が見える
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地面が水面のように揺れたのか
草原に波紋のような亀裂が残っていた
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俵山は頂上まで草地だった 私が子供のころは
私が杉の植樹に気が付いたのは40数年前
それより以前は、というより西原村の山はどこも草原だった
大きく崩れた山肌 あの頃植樹された杉 火山灰の山肌を滑ったのだ
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ここからは有明海も見える ぼんやりと雲仙普賢岳が金峰山の向こうに
視界の良い時は普賢岳がくっきり黒々と浮かんでいる
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帰りの道 牧場の中を歩くことになる
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地震の時も地震後も赤牛は放牧されている
東風の谷(こちのたに)と呼ばれる湧水が牧場の上にある 地震で配水管が壊れた
牧場主は牛の飲み水を 毎日 下から運んでいた
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ここは水無川である この岩の100メートルくらい上に山の神の岩がある
この二つの大岩がまるで神殿の門に見える 丸い河原石を敷き詰めた川底がまっすぐに山の神に届く
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前を通る時に わずかな冷気を感じる 真っ暗な神殿の道をじっとのぞくが 長居はおことわり
もとの「萌えの里」の駐車場に帰って来たのは午後3時になっていた。
行きは急な登り 帰りは長い下り坂
半日コースのハイキングだった