この庭には45年間の物語がありました。
画面は地震の2週間前2016年4月1日の写真です。
毎年春に花は咲きますが、一度として同じ春はない
母はそう言っていました。
この年の4月1日には桜が満開でした。
母が最後に病室に置いた雪割草
いつの間にかプランターの中に咲いた肥後スミレ
母は嫌っていたハナニラが咲く小道
もうこの風景はなくなった
この日から二週間後に壊れたのです。
地震から1年くらいは さっぱり諦めていたけれど、
時間がたつほど 以前の庭が懐かしくなっていく
あの日の庭に戻したい でもそれは無理なことです 地震が来なかったとしても
庭木は毎年成長していくから、草花は変化せざるをえない
日の当たる場所を作ってやらないと花は消えていきます。
庭中に黄色のけまんが咲いていました。
今は山茶花が咲いているでしょう。
(わたしは西原村に居ません)
冬が来たばかりなのに、春が待ちどおしい今日この頃です。
阿蘇は大好きな場所ですので、この震災には、大きなショックを受けました。高森で、スミレ展示会があり、その時、親切に相手をしていただいた方、どうされてるだろうと、すごく気にしたのですが、調べようもありませんでした。西原村のご実家も、大きな被害を受けられたのですね~。今回はじめて、ブログを見た関係で、詳しくは存知上げず、申し訳ありません。
簡単に復旧は~?などと、言えませんが、早く、心癒されること、お祈りいたします。
頑張ってくださいね~。