庭と花の物語*西原村

小さな村の小さな庭やそこで育った花々を紹介します。季節の移り変わりとともに。

一年後の大切畑   5月のある日の様子です。

2017年06月16日 | 熊本地震

現在の大切畑の様子。

橋には修復工事のための青いネットがかかっています。

集落の解体予定の家の撤去はこの5月で終了したと聞いています。

一年かかったのですね。

山の杉が滑り落ちたまま。壊れた田や畑もそのまま。

畑の耕作は行われていません。

橋の下に見える旧道の白いガードレール。

道は途中で無くなっています。

橋の修復は再来年の3月に完成すると聞いています。

 

下の写真3枚は一年前の4月22日。  地震から1週間後の大切畑。

集落につながる道のほとんどが壊れ、集落の人たちは3日間助け合って過ごしたと聞いています。

その後山西小学校に避難したのでした。

あの日から長い一年だったでしょうね。

 

今ほとんどの人が2キロほど離れた仮設住宅に入っています。

仮設から毎日家の片づけと畑仕事に通ってきています。

橋の下の家にこいのぼりが泳いでいました。

男の子が生まれたのでしょうか。

こちらにもこいのぼりが泳いでいます。

いろんな願いが込められているのでしょうね。

大切畑の人たちは地震に強い村つくりを考えているそうです。

本の村に戻るのはそう遠くではないでしょう。

 

 

 

 

 

 


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