西原村 宮山。
母はミヤマと呼んだ。
集落の入り口に神社がある。
この境内にイチイガシがある。
ここは昔から正月に神楽が舞われてきた。
神楽を舞う人たちは、この集落の人ではない。阿蘇の産山の人たちである。
この神社の元宮の氏子の人たちだという。小さい子には怖い神楽らしく、多くの
子供が泣いたと聞いていた。幼少のころ一度だけ、見に行ったことがあるが、待ち時間が長すぎたこ
とと、「怖いぞ!」というおどしの言葉に負けてとうとうみないで帰ってしまった。
その神社は地震の被害を受けていた。
神楽殿は取り壊されていた。
神社は支えられてどうにか立っていた。
イチイガシには今もムササビが住んでいるのだろうか?
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