昭和の頃の三条通には専門のお店が多くありました
その中で三条の油小路におマメさん専門のお菓子屋さんがありました。
上の姉はそこの塩豆が大好きで度々私を連れて買いに行きました
私、小学校5年生だったと思います。
そのお店の奥には大きな天狗のお面が飾ってありました。
子供の私には恐ろしくてそのお店に行くのが嫌でした。
ある日、いつものように姉に引っ張られて塩豆を買いに行きました
「あの天狗が怖い~!」そう言った私を姉は???
その日はなぜか天狗のお面が飾ってなかったのです。
この子、何を言ってんの?
天狗のお面無いのに・・・???
「あんた、天狗のお面ってどこにあんの?」
そう聞かれた私は「ほら、あそこやん!」
でも、その日はどこにもお面はありません。
不思議に思った姉は
「もしかして、この子見えてない?目が悪い?」
早速、母親に報告・・・
その日のうちに「大学堂」(三条室町辺りと記憶!)
と言う名のメガネ屋さんに連れて行かれました。
なんと、結果きつい近視だと分かりました!
その日を限りに延々メガネ人生を歩むことになりました。
勿論、お年頃になると???見えない癖に掛けませんでしたが・・・”!
女の子としては超恥ずかしいですもん!
十代中頃になると「コンタクトレンズ」なるものが出現!
眼科に数日通い作りましたよ
でも勿論ハードレンズしか無いから
い。た。い。
そう、ゴロゴロして痛かったんです。
止む無くコンタクト無し・・・メガネ無し・・・
の見えない人生を送ることになりました。
後日談として、結婚後メガネを掛けたら元夫に
騙された~と嘆かれ???ました・・・イヒッ、後の祭りじゃ😁
もしかして見えてないんじゃなくて、その日以前には普通の人には見えないものが見えていたとか??
その日に無かっただけで・・・いつもありました😆
いや、もしかして・・・私にだけ見えていたん?
アハハ・・・なあ~んちゃって~😁