2年生の教室の給食時間
静かに食べる時間が終わって、みんながわいわいおしゃべりを始めました。
担任のヒロキ先生の目の前で
中山先生は、ヒロキ先生が出張でいない時、
担任の代わりをしてくれる先生です。
一瞬、まわりの空気が微妙になりました。
ヒロキ先生よりも好きと言っているようにも聞こえるからです。
するとヒロキ先生が
気を使って、周りの子どもたちが
「ぼくは、ヒロキ先生の方が好き」「ヒロキ先生が好き」「私もヒロキ先生」
と言い出しました。
「はいはい、そういうことは、本人の前で言ってね~~」
ニコニコしながらヒロキ先生は言いました。
2年生だから、素直に自分の思いを表出しただけ だったのだと思います。
でも、何気なく言った一言が、大きな波紋を広げ、言った本人はとてもびっくりしていましたけれど・・・