ばちかぶり季記 人生いきあたりばったり

なんとかなるもんよ。・・・・・・たぶんね。

法事で長野に帰った話。

2024年12月30日 | ながの
今年の事は今年のうちに、本年度最終回の第3弾。

今年は亡母の十三回忌がありました。早いもんです。
しかも私も兄も20年後の三十三回忌には生きているか??という年頃。
(うちは間の回忌はほぼやりません)
命日が同月4日違いの亡父の五十回忌(2年早め)も兼ねています。
幸いにも今年は命日が日曜日。きっちり命日の日に執り行いました。
すべて手配したのは兄ですがw
私は御仏前を多めに包んで、出席してくださった親戚に私からの千葉土産を用意しただけ。

この海っぺりの僻地から長野市まで高速バスと新幹線で日帰りは無理。
少なくとも法事の前日に前のり。法事が終わってから帰るのもとても忙しい事になる。
旧友たちに会いたいし善光寺にも行きたい。買い物もしたいじゃない?
実家近くの駅近ビジネスホテルを3泊とりました♪



兄にもらったJR東日本株主優待券で買った4割引きの切符。
以前はみどりの窓口で買う必要があったけど、今は自動券売機で優待発券。
券売機の前でオロオロする高齢者の図が頭によぎったけど、無事に買えました♪♪ エヘン。

法事の前々日に行って翌日は旧友たちと女子会ランチ定番のホテルメトロポリタンのビュッフェ。
何年ぶりに会おうとも同級生はいいものです。
クラス替えがなかった高校の女子同級生は4人だけでしかも東日本各地に散っているので、
故郷にいるのは中学の同級生です。
楽しくおしゃべりして満腹で実家に行ったら、前のりしてた兄が「夕食を予約してあるから。」と言うではないですか。
無理~~~と思ったけど最近入籍した姪が夫婦で来てるから初顔合わせとな。
うむ、それではしかたない。結婚祝いも用意して来たしね。
この姪の夫なる人物が我が家と同姓でして。兄に彼氏の名前を聞いた時「その苗字の男はやめろ!」と言ったんだけど(笑)。
もういっそ、跡継ぎがないウチの養子にしたろか。
ま、夫婦共に超高学歴なので、こんな田舎の家には住んでくれないだろな(^^A;
おっとりした姪が少し心配だけど、末永く仲よく暮らしてね。
善光寺大門近くの「西洋料理店 もりたろう」で軽いメニューを選びました。

さて翌日、法事本番。兄嫁や甥たち、兄の孫の幼児たち、叔父叔母従兄従姉妹も実家に集合。
ご住職がいらして十三回忌は無事終了。場所を近くのホテルに移してお斎の会食。



母方親戚は末っ子の叔父だけが来てくれました。その上の叔母は遠方へはもう無理とか。
元は6人兄弟姉妹だったんですけどね。
やはり6人兄弟姉妹だった父方は叔母ふたりが健在でそれぞれ従姉妹の付き添い付きで来てくれました。
ほかは市内の従兄がひとり。この従兄も兄より年上なので、兄の子孫以外は年寄りばっかり(笑)
みんなまだしばらくは元気でいようねっ



最終日の朝、善光寺へ行きました。
私は初参りも七五三も善光寺。私の産土神ならぬ産土仏です。
膝が悪いので機動力がない。ホテルチェックアウト後そのまま荷物を預けてタクシーを呼ぶ。
観光地で駅近ですからタクシーいっぱいいるけど、亡母の介護中にさんざんお世話になったタクシー会社に決めてます。
市内どこから電話しても「〇〇様、ありがとうございます」とすぐ来てくれてドライバーさんにハズレがない。←これ重要。
路線バスでも行ける大門前からだと緩い上り坂の長い参道がしんどいので仁王門、仲見世より先の山門の東側まで行ってもらう。
六地蔵の先、手水場の近くですね。
子供の頃は大門の西方にあった中学校まで毎日歩いて坂を登ったのにねえ。(母校は郊外へ引っ越してしまった)



山門前で出会った猫さん。首輪あり。のび~~~~

まずは金堂の外陣で普通に参拝。次に来れるのはいつになるかわからんので拝観料を納めて百五十畳敷きの内陣でも焼香。
その後そのまま後方中央付近で座って母の供養を兼ねてしばし金色(こんじき)の旗鉾や華慢、来迎二十五菩薩像を眺めていました。
するとある家族のお骨上げ法要が内々陣で始まるとかで、案内人のおじさんに「どうぞ近くの方へいらっしゃい。」と呼ばれました。
絶対秘仏である善光寺如来仏の前には御開帳の時だけ姿を拝める前立本尊の厨子があります。
通常はその手前に二重に戸帳(緞帳)が降りている。大鐘や太鼓の音と共に手前側の鳳凰の緞帳があがって龍の緞帳が現れました。
(お骨上げ法要とは長野だけの呼び方かもしれませんが、菩提寺による葬式のあと、納骨前に行います。
半世紀近く前の亡父の時は大本願(善光寺住職がいる尼寺)でやってもらいました。)
法要は数分で終わり、これで法要料いくらなんだろう?と下賤な事を考えつつ帰ることにします。
内陣出口近くにいた案内人さんに昨日亡母の十三回忌だったことを話すと「ちょっと待ってて」と。
奥の小部屋から散華(紙の蓮の花びら。法要の時に蒔く)を持って来てくれました。ありがとーー!
あとで調べたらお骨上げ法要だけなら法要料はそんなに高くなかった。

帰りは歩いて大門まで出ました。まずは大勧進(もうひとりの善光寺住職がいる寺)。



放生池の亀さんに会いに。



橋の反対側には大賀バス。

仲見世ぶらぶら。早めのお昼でも食べておこうか。
名店の「丸清」の開店を待って入りました。間口一間半くらいの小さい店です。
母とも来た店です。「とんかつと石臼轢きそばの店 丸清」→ こちら
まだそんなに空腹ではないので、少なめのもり蕎麦とミニヒレカツ丼の「もりセット」。
お蕎麦おいしい。カツもおいしい。私は冬の旅先の駅ソバ以外は冷たい蕎麦一択。



大本願さんに寄って大門を出て「八幡屋礒五郎」で瓶入り柚子七味とハンドクリーム買って、
またタクシー呼んでホテルに戻り荷物をピックアップして駅へ。
さ、駅ビルでもう少し買い物して帰りますか。お土産のほとんどは宅急便で送りました。
キャリーケースの中は東京駅での買い物用に空けておく(笑)。
湯田中温泉にも行きたかったけど果たせず。

往路は雨模様で浅間山は見えず。復路も雲が多くて見えない。
この辺で見えるはずなんだけど??ってあたりの新幹線車窓。



軽井沢あたりは土砂降り。



私は晴れ女で、怪しい天気でも私が屋外にいる時は降らない。
法事の日もそうでした。
ただし、最初に家を出てバス停までの間だけは何故かたまに降ります。
また「予定したお出かけの時限定」であって普段の通勤時は雨の日は雨です。
私がどこへ行くのか、お空が見張ってる??(笑)

新幹線は無事に東京駅に着き、また高速バスに乗って僻地の我が家にたどり着きました。
女子会ランチと善光寺と懐かしい便利な街の暮らしとお買い物を楽しんだ法事でした。

はい、今年2024年の話はこれでおしまい。





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