報道ステーションで、マイアミにはヒスパニックが多く、スペイン語が飛び交っていると言っていた。
この地はかつてスペイン領だったため、スペイン統治時代に入植したスペイン人の子孫が多く、また、現在では中南米、とりわけキューバからの移民(亡命者を含む)が多い。「Miami(マイアミ)」という地名もスペイン人によって命名された。
「Miami」をスペイン語でどう発音するかについてですが、私が大学でスペイン語の授業(先生はペルー出身)を受けていた時、例文の中で「Miami」が出てきてそれを一人の学生が「マイアミ」と読むと、先生は「スペイン語風に読んで」と言って「ミアミ」と読むように訂正された。
しかし、Forvoで「Miami」のスペイン語の発音を聞いたら、「ミアミ」と発音している人もいれば「マイアミ」と発音している人もいた。アメリカの都市ということで英語式に「マイアミ」と発音することもあるようだ。
発音記号では[ˈmia.mi ミアミ]、[maiˈa.mi マイアミ]、あるいはスペイン語で母音と母音に挟まれた/i/はY(スペイン語のYは英語と同じ半母音の[j]かそれより狭い摩擦音の[ʝ]で発音する)のように発音される傾向があり[maˈʝa.mi~maˈja.mi マヤミ]と発音されることもある。
フロリダはスペイン領だったが、1819年にアメリカが購入した。もとはスペイン領でスペイン人が名付けた地名なので、スペイン語では[ˈmia.mi]発音すべきだとして[maiˈa.mi]と英語読みするのを嫌う人もいるのかな。
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