ウィキペディアによると、ブルームーンはもともとチェコ語に由来するとのこと。チェコ語から英語に訳されてblue moonとなったらしい。日本にも『月がとっても青いから』という歌もあるし、月を青色に見立てるのは世界各地でみられるのかな、日本や中国でも昔から美しい月を青いと表現していたのかな、と考えてみました。
それで、「青い月」という意味の漢語(漢字の熟語)があるかどうかっていうことにも興味がわいてきました。「青雲(せいうん)」という漢語もあるから(ほんとに雲が青くなることはないけど)、もしかしたらあるかもしれないと思って、「あお」の同訓意義の漢字「青・蒼・碧」と「月」の2文字の熟語があるのか、数種類の漢和辞典で調べたら、なかった。その内「蒼月」という言葉はなんとなく見たことがある気がして、ネットで検索してみたら、作品名に使われたりしてるみたいです。。「そうげつ」で変換もできます。しかし、これも漢和辞典には載ってませんでした。
長山洋子の曲に『蒼月』という曲があります(「蒼月」と書いて「つき」と読む)。
島谷ひとみ、山寺宏一、岡村孝子の『青い月』、松原のぶえ、DIR EN GREYの『蒼い月』という曲もあります。
月が「あおい」と表現するとき「青」のほかに「蒼」という漢字が使われてるようです。
ちなみに、中国語でブルームーンは「藍月(ランユェ)」というそうです。「藍」は日本では黒みがかった「藍(あい)色」のことだけど、中国語では普通の青のことをいうみたいです。
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