今日も SD (スクエアダンス)

~ うふぉみ&六角斎の、文・絵・写真を集めていきます ~

くらくらダンス(5)

2010-11-30 | スクエアダンス関係
「くらくら(Bi-gons)」では、フォーメーションに関して極めて正確に踊っていないとセットを維持できなくなります。例えば、eight chain thru position からの veer left はcenters は真横に(「くらくら」では曲線に沿って横に)動きますが、不用意に斜め前に出てしまうと、形が崩れます。

一方、フォーメーションさえしっかりしていれば、途中の動きが多少違っていても、ゲットアウトすることができます。2-faced lines からのtrade circulate などは結果が見えれば(trailersも)すぐ trade してしまうこともできます。(ただしそれでは1/2と言われたときに困ってしまうでしょうが)
いずれにしても4人しかいませんから、間違ったとしてもゲットアウトのとき(偶然)合っている確率は上がります。
(Square Set から Heads が、pass the ocean をやっても fan the top をやっても swap the top をやっても、「くらくら(Bi-gons)」では結果は一緒です。

狭い範囲で動いているようですが、遠くまで行かなければならないこともあります。
Tidal wave から counter rotate をすると、very end は反対側まで行かなければならず、8人セットより、いっぱい歩くことになります。

くらくらダンス(4)

2010-11-30 | スクエアダンス関係
「くらくらの壺」の命名は「クラインの壺」にかけています。
(他に「クラークベイカー」と「くらくらすること」もかけています。発想は Hexagon によるものですので、Clark Baker に敬意を表し、また実際に踊ってみると「くらくらすること」も請け合いです。)

「くらくら」は2カップルですから、かなり狭い面積で踊れます。
しかしその中には普通のセット分が入っています。(8人の動きも含めて、対称形を崩さなければ理論上すべての動きが踊れます)
4人しか見えないけれどセットの中には8人分がいるのです。(表と裏の世界で1人が2人分動いている)
特に very center で手を取るときの相手は自分ですから、空間に伸ばした手が、その先が消えているような感じになります。そして向こう側の世界に行ってみると今まで見えなかった世界が待っています。
狭い限られた空間で、表の世界と裏の世界を行き来しながら踊る不思議な感覚は、クラインの壺を連想させました。

しかし、「くらくら」ではインターナショナルな感じがしませんから、一般的には「Bi-gon(s)」と呼ばれるようになるのかなと思っています。

くらくらダンス(3)

2010-11-30 | スクエアダンス関係
ところで、普通のセットをなぜ Square(正方形)と呼ぶのでしょうか?
実際は8人のダンサーが立っている位置を結んでみれば、8角形が出来上がります。
これを正方形と認識するのは、カップルが1つの辺の上に立っていると考えるからです。
つまりカップルの横方向に補助線を引いて初めて Square(正方形)が出来上がります。

同じように補助線を引いて考えると Hexagon は、六角形と呼んでいますが、実は辺が曲線になり、角が少しとがった、星型になります。

「くらくら」の場合は、角が2つで辺が曲線になっています。(この曲線を直線と考えて踊ります)

Sueの図には補助線がないので、なかなか理解しにくいのではないかと思われます。
(Kさんも 2-faced lines からの trade circulate で止まってしまったようです)
補助線を引くとずっと分かりやすくなります。

六角斎さんは「くらくら」を「目のような形」と表現していますが、「Bi-gon(二角形)」の2つの「角」が目頭と目尻にあたります。

くらくらダンス(2)

2010-11-30 | スクエアダンス関係
普通の4カップルで踊るスクエアダンスを【そのままのコールで】6カップルで踊るのがHexagon(註1)ですが、「くらくら(Bi-gons(註2))」では2カップルで踊ります。

(註1)Head が4カップルの長方形で踊るものと区別するため New Hexagon とよばれることもあるようです。Hexagonって六角形の意味なんですけどね。

(註2)五角形が pentagonで、以下順に、hexagon(6), heptagon(7), octagon(8), nonagon(9), decagon(10),dodecagon(12)と多角形(polygon)を呼ぶようですから、Bi-gon は「二角形」ということになるでしょうか?
途中にハイフン(-)を入れたのは、そうしないと Big-on という区切り方をされてしまうからだろうと思われます。

くらくらダンス(1)

2010-11-30 | スクエアダンス関係
JNACCでKさんが Sue Curtis の Bi-gons を知っているかと聞いてきました。
今年の10月に発表したようです。

http://www.tiac.net/~mabaker/bigon2.pdf

内容は六角斎さんが以前発表した「くらくらの壺」と完全に一致しています。
「Hexagon Series③ The Lord of the Hexagon 二つの塔」のエピローグで触れていましたし、「神様の薄切りパン」にはその考え方が示してあります。また、Hexagon Series 3冊セットの付録「くらくらの壺」にはかなり細かい図を示してありました。手軽に空間の歪みを体験できる小道具も付いていました。


賛同者が揃えば1月14日か15日の夜あたりに、「くらくら(Bi-gons)体験会」を(ゲリラ的に)やってみようかと思っています。

発見!

2010-11-06 | 我が家の庭
今日は午前中はK市まで出かけ、午後から庭の伸びすぎた木を切っていた。
ローリエをバッサリと切ったのだが、その枝を整理していて発見!



どこに行ったか、無事でいてくれれば...と思っていたけど、何とか命を繋いでいたらしい。

そうとう高い所だったから今年は大雪?

切ってしまったものはし方がないので、ローズマリーの間に差しておくことにした。(去年と同じ)



冬を乗り切れ!