今日もあま~い話を期待してくださっていた心優しき皆様、大変申し訳ありません。
今日は、チョッピリまじめに…。
日本での公開の予定は未定のようですが、『スピード』や、『マトリックス』で有名な キアヌ・リーブスが出演している映画『Thumbsucker(指しゃぶり)』で矯正歯科医の役を演じていると言う事なので、ちょっと、触れてみようと思います。
ベルリン映画祭のときの キアヌ・リーブス (映画の時の長髪は嫌いだけど、短髪のキアヌはかっこいいわ~
)
この映画はウォルター・カーンのベストセラー小説の映画化で、コッポラ監督とお友達のマイク・ミルズという監督が映画化したものだそうです
ジャスティン・コッブという17歳の無器用で、真面目な少年が指しゃぶりを止めたいのに、止められず、心が揺れ、精神を落ち着かせるために親指をなめて…。となかなか指しゃぶりを止められないのですが、矯正歯科役のキアヌが、心理的側面をサポートしていき、それによって成長していく少年の成長を描いた作品で、
この作品でジャスティン・コッブくんを演じた
ルー・テイラー・ルッチくんはこ映画で、ベルリン国際映画祭の最優秀男優賞を受賞したと言う事(わ~っ、きれいな顔
)
早速、いろいろな批評家の方のお話を探してみると、賛否両論。
監督がコッポラ友達だから国際映画祭のコンペにそういう映画が出せたとか
ルー・テイラー・ルッチくんの演技がわざとらしかったとか
キアヌは、映画祭の時ファンと握手しなかったから良くない (映画と何の関係もないんですけど…。
)
どちらにしても、私は、とりあえず、この映画日本にきたら見に行こうと思います。
で、何で、指しゃぶりを治すのが矯正歯科医???
指しゃぶりと矯正どんな関係があるの???
矯正歯科医って、歯医者じゃないの???
何で矯正歯科医が心理的側面をサポートできるの???
と皆さんの頭の中では『?ハテナ?』が一杯になったのでは…。そうなんですよね。アメリカでは、こんな事、常識
指しゃぶりが歯並びに悪い影響を与え、歯並びを治すにあたって、その原因になっている指しゃぶりやその他の悪い癖を取り除かなくてはいけないし、悪い癖を取り除くにはその癖の原因を取り除かなくてはいけないので、矯正歯科医が心理的サポートもしていかなくてはいけないのです。
あぁ~、まだ、日本では、なかなか矯正って雲をつかむようなものなんですよね
とりあえず、私はこの映画、日本にきたら必ず見に行こうと思います。それから、ここに出てくるキアヌがムチャクチャかっこよくて誰もがあこがれるような先生である事を願います。
そうすれば、少しは日本でも、矯正の大切さ、必要性が伝わるのでは…。と考えるウララです。