今から47年ぐらい前の中学2年生の時の話
バレンタインデーが、今の1億倍真剣な女子の勝負の一日であった時代
昔からトイレが近いのでなるべく放課終了ギリギリにトイレに行ってた
授業に遅刻したらビンタの時代だったからリスクは大きかった
用を足して誰もいない、木造校舎の長い廊下を急いでいると・・・
突然、ある教室から女子が飛び出してきた
「これ貰って下さい。」
顔は知っているが、一度も話したこともない美少女
(少なくともこの状態はかなりの生徒に気づかれている)
「貰えないよ。」と言って立ち去るのでありました。
(だって、貰うと言うことは、好きだという気持ちを受け入れると言うことだと思ってたからさ)
その日から、
「勇気を振り絞って来た、美少女の気持ちを受け止めることすらできない最低男」と
暫く、皆に言われるのでありました・・・。真面目な子だったらしい・・・。
(オレが悪いんかい!タイムマシンがあったら、貰って付き合ってみるよ(^0^))
その頃の自分のポジションは、「メチャ勉強の出来るヤンキー」
異性に興味はあまりなかった・・・