【ダイタクヘリオス】が種牡馬を引退

山内牧場（青森県八戸市尻内町）は１４日、当牧場に繋養されていた【ダイタクヘリオス】が種牡馬を引退し功労馬となる、と発表した。

ダイタクヘリオスは、父ビゼンニシキ、母ネヴアーイチバン、母父ネヴァービートという血統の２１歳牡馬。現役時代は、スピード抜群の個性派としてマイルチャンピャンピオンＳ（Ｇ１）２連覇など、通算３５戦１０勝（重賞７勝）という成績をおさめ、１９９３年より日高軽種馬農協門別種馬場（日高町）にて種牡馬入り。ダイタクヤマト（スプリンターズＳ、最優秀短距離馬）やセンゲントウショウ（東海菊花賞）、スピーディドゥ（アフター５スター賞）、グッドマイスター（桂樹杯）、クラシックホリデー（岩鷲賞、岩手金杯）などを輩出した。

牧場によると、昨年は３回種付けして全て不受胎、今年度は予定していた繁殖馬に不幸が重なって種付ができなかったとのこと。受胎率の低下、そして年齢的な理由から、今期での種牡馬引退が決定した。
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写真：山内牧場にて


写真：山内牧場にて

by 馬市ドットコム