苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2010年7月18日 【赤目四十八滝】其の一

2010-07-22 | 大和・吉野・赤目エリア
8時40分 赤目口駅

大阪市内の我が家から出発して、約2時間で到着です。
前から来たいと思っていたのですが、今回ようやく来ることができました。
場所は三重県名張市赤目町。
そこを流れる滝川の渓谷にある、数十の滝を楽しむコースです。

我々は約4キロの「赤目四十八滝」を観光し、
最終地点の「出合」からさらに数キロ先の「落合」まで歩きました。













駅周辺はわりと殺風景です。
ここからバスにのって、滝へと向かうのですが、
バス停へと向かう我々とはまったく反対の道を歩きはじめる人たちもいました。
どこに続いているのでしょうか?

バスが来るまでの間、歩くのが趣味だという年配の女性とうめ子は話が弾んでいました。
どうやら奈良から来たようで、スラリとした健康そうな方です。
言葉もハキハキとしていて、元気良く、こちらも楽しい気持ちにさせていただきました。


赤目口駅から赤目四十八滝まで、バスの料金は340円でした。











梅雨が終わり、どんよりとしていた空がワックスでもかけたようにピカピカです。
そのピカピカの真っ青な空に、飛行機が線を引いていました。
















9時15分 赤目四十八滝入り口

ここで300円を支払うと、滝を見させていただくことができます。
渓谷の清掃や自然環境保全のために徴収しているそうです。
また、この料金は、入り口建物であるサンショウウオセンターの入館料でもあるのです。
















サンショウウオセンターでは、この渓谷で生まれたオオサンショウウオや、
60匹あまりのいろいろなサンショウウオを見ることができます。

















わりと早足で歩いたせいか、滝を数えるなんてことは、忘れていました。
霊蛇滝、入り口から3番目くらいの滝でしょうか。

















蛇っぽいのでしょうか?

















赤目五瀑(比較的大きな滝5つ)のひとつ、不動滝です。

















コースは木々に覆われて日の光もほどよく、
ほとんど暑さは感じません。避暑目的の観光には良いのではないでしょうか。
















わりとバテているumeboc。

赤目五瀑の二つ目、千手滝です。
落差15m、滝幅4m、滝つぼの深さは20mもあるそうです。

今回のコースは、こういった観光コースですから、
我々のような登山者風な服装は、かなり浮いてしまうんじゃないかと心配しました。
でも、わりと多くの人が登山者風な服装をしておられました。
なかには山ガール風なお洒落な女性グループも何組か見かけることができました。















































9時45分 赤目五瀑その三、布曳滝

落差30m、滝つぼの深さは30mだそうです。

















日が差し込むところでは、トカゲが日向ぼっこをしています。




































































































売店が見えてきました。


















百畳茶屋

















百畳茶屋から釜ヶ渕、七色岩を過ぎ、10時頃、姉妹滝を通過しました。
































10時10分 笄滝
 
笄滝のある辺りにトイレがあります。
ちょうど中間地点となるのでしょうか、スペースも広く、一息つく場所に良いかもしれません。




手洗いの水道パイプで、蝉が脱皮していました。
こんな時間に脱皮なんて、夜更かしのし過ぎじゃないでしょうか。関係ありませんね。
とにかく、蝉の脱皮(脱皮し終わった直後)したばかりの姿、初めて見ました。
とてもラッキーです。













10時18分 雨降滝

上の画像の場所が雨降滝でよかったのでしょうか・・・?






雨降滝からすぐの所に骸骨滝があります。
どんな滝だったかは、覚えていません。































































荷担滝

わりと間を置いて赤目五瀑の四番手です。
でも、あとで調べてわかったのですが、この滝が四十八滝の中で1番と言われているそうです。

















それにしても見事な滝です。

「荷担」とは「かたん(加担)」です。
人の荷物を背負うことから、他人の力添えをすることだそうです。
大きな方の滝を小さな滝が助けているとでもいうことなのでしょうか?
それとも、字のままに、人が荷物を背負っている様子に見えるといいたいのでしょうか。
四十八もの滝に名前を付けようとすると、なかなか難しかったことでしょう。

































そろそろ赤目四十八滝も終わりに近付いてきました。
あと、残すは琴滝、琵琶滝、巌窟滝のみとなりました。

我々の山歩きは、ちょうど半分の地点に来たことになるでしょうか。


それでは続きは次回【其の二 完】でお会いしましょう。まったね~。