今年は京都の大原方面のメジャーな山をあらかた歩く事ができた。
この日はその最後を締めくくるため、
皆子山から天ヶ森(ナッチョ)へと歩く予定で自宅を出発した。
スルッとKANSAI「3dayチケット」のパスを使い、出町柳の駅からバスで朽木栃生方面へ。
12月15日で3dayチケットを使える朽木行きのバスは3月まで運行休止期間に入るので、
たぶん今年はこれがこちらに来る最後となる。
出町の駅は紅葉シーズンも終わり人(登山)はまばら。
いつもだと出発30分くらい前からぞくぞくと列が出来てゆくのだけれど、
さすがに今の季節はそれも無い・・・と話していると直前になりどこからともなく増えてきた。
結局バスは立つ人も出るくらいの盛況ぶり。
中にはワカンをバックパックに括り付けている人もいる。
それは無い無い、とこの時のボクらは気軽に考えていた。
8時30分 平バス停
ありゃ!?大雪だこれ。
ほとんどの人はたぶん坊村に向かうのだろう、ここで下りたのはボクたちの他2人(1組)だけ。
この人たちは、ここから比良山系を縦走でもするのだろう。雪山用のウェアに着替えていた。
平バス停前にはテントが張られおり、野菜や漬け物、餅などが売られている。
普段登る前にこういった所で買い物はしないのだけれど、往路でしか平には来ないので柴漬けとヨモギ餅を購入。
(持って帰って食べたけれど、きな粉のついたヨモギ餅絶品!!ヨモギが濃い!!)
バス停から道路を右へと歩く。
すぐに右へと枝道があるのでそちらへ。
まっすぐ進んでいると、道が鎖で塞がれているが、そのまま侵入する。
ワンワンッ!!と後ろから犬の鳴き声。
「ここには白い犬が居るって何人かの人が書いてたのよ」
「居ないからアレ?って思ってたのよねー」
犬好きのボクだから思わずなでなでしに行こうかと思ったけれど、無視して進む。
だらだらと林道を歩き、橋を渡り安曇川を左に見ながら歩く。
道がぬかるんでいるので、途中ゲイターを装着した。
9時05分 寺谷橋
30分ほど歩いて寺谷橋へ。
ここを渡るとすぐに、道標があり皆子山へのとっかかりとなる。
いきなり難関となる木の橋がある。
雪が積もっていて甚だ危険そうに見える。
橋下からのルートは無いものかと、下りてみたけれどわりに川幅と深さがあり断念。
一歩一歩靴底をグリップさせ慎重に渡る。
慎重に慎重を期すうめ子。
けっして立ち上がれないわけではない。
あのうめ子がそんなわけがない。
あ~、でも生まれたばかりの子鹿のようにこちらに渡って来るうめ子。
(あげく橋を渡り終えてからナルゲンのボトルが落下。大破し星になる。ナルゲンボトル割れやすいことが判明)
ここからは寺谷コースと呼ばれる谷道を通り山頂へと向かう。
雪のせいか道がわかりにくく、ちらほらと確認できるテープを頼りに進む。
9時30分 道標
はっきりとした道標を見つけると安心する。
手前にちょうど良い岩場があったのでバックを下ろして上着を脱ぐ。
沢の所で右へと行く道があったが、左へと進む。
この辺りからやや上りとなる。
立ち直り早いうめ子
9時35分 山小屋
大きな岩を乗り越えると、前方に小屋が見えて来た。
山小屋アップ
廃墟。
谷筋を突き進んでいると、岩のごろごろした斜面が見えて来た。
このまま直進するのかと、上ってみたけれど、どうも違う様子。
引き返して左方向へと進む。
10時00分、ここが「巻き道出合」ポイントだったのだろうか?今でもよくわからない。
雪の深さが増して来た
黙々と歩いていると、途中道が崩落していた。
崩落個所を回り込んで進む。
そろそろポイントとなる大岩が現れるはず、とうめ子。
10時15分 ニセ大岩
大岩と間違いやすい岩があるとうめ子が言っていた通り、ニセ大岩。
安全対策にロープが取り付けられている場所もある。
もしかしたら、雪で隠れてしまっているロープもあるのかもしれない。
それにしても、本当の大岩までが長い。
10時25分 大岩
確かに、これぞ大岩という迫力の岩の壁が見えて来た。
大岩(登るumeboc)
さらさらと雪が落ちてくる。
谷筋を行くので、ただでさえ雪が積もっているのに、量も多い。
皆子山、最後はやや急な上りとなる。
(上の画像、どの辺りだったか・・・雪で道もわかりにくい)
直角に近いほどの急な上り。
ロープがあり、さすがに使わないと上りにくい。
雪の下は岩のゴツゴツとした斜面なのだろう、わりと足場はある。
空が見えて来た。
あとは、空を見上げながら黙々と上るのみ。
低い木が生い茂り、かき分けながら尾根に出る。
11時00分 寺谷・皆子谷出合(東尾根への分岐)
東尾根への分岐辺り
東尾根への分岐辺り
分岐から皆子山山頂を目指し、天然林の中をしばらく歩く。
11時08分 皆子山山頂
先客1名。どこから上って来たのだろう。
ささっとお昼を作っていた。
後から2名来たのだけれど、その人たちは皆子谷から上って来たようで、
先客の人はそちらではなかったようす。
東尾根を歩いて来たのか、実はボクたちの前(寺谷コース)を先行していたのか・・・
とりあえず景色を楽しんだあと、お昼休憩にする。
それでは【其の二】へと続く。まったね~。
この日はその最後を締めくくるため、
皆子山から天ヶ森(ナッチョ)へと歩く予定で自宅を出発した。
スルッとKANSAI「3dayチケット」のパスを使い、出町柳の駅からバスで朽木栃生方面へ。
12月15日で3dayチケットを使える朽木行きのバスは3月まで運行休止期間に入るので、
たぶん今年はこれがこちらに来る最後となる。
出町の駅は紅葉シーズンも終わり人(登山)はまばら。
いつもだと出発30分くらい前からぞくぞくと列が出来てゆくのだけれど、
さすがに今の季節はそれも無い・・・と話していると直前になりどこからともなく増えてきた。
結局バスは立つ人も出るくらいの盛況ぶり。
中にはワカンをバックパックに括り付けている人もいる。
それは無い無い、とこの時のボクらは気軽に考えていた。
8時30分 平バス停
ありゃ!?大雪だこれ。
ほとんどの人はたぶん坊村に向かうのだろう、ここで下りたのはボクたちの他2人(1組)だけ。
この人たちは、ここから比良山系を縦走でもするのだろう。雪山用のウェアに着替えていた。
平バス停前にはテントが張られおり、野菜や漬け物、餅などが売られている。
普段登る前にこういった所で買い物はしないのだけれど、往路でしか平には来ないので柴漬けとヨモギ餅を購入。
(持って帰って食べたけれど、きな粉のついたヨモギ餅絶品!!ヨモギが濃い!!)
バス停から道路を右へと歩く。
すぐに右へと枝道があるのでそちらへ。
まっすぐ進んでいると、道が鎖で塞がれているが、そのまま侵入する。
ワンワンッ!!と後ろから犬の鳴き声。
「ここには白い犬が居るって何人かの人が書いてたのよ」
「居ないからアレ?って思ってたのよねー」
犬好きのボクだから思わずなでなでしに行こうかと思ったけれど、無視して進む。
だらだらと林道を歩き、橋を渡り安曇川を左に見ながら歩く。
道がぬかるんでいるので、途中ゲイターを装着した。
9時05分 寺谷橋
30分ほど歩いて寺谷橋へ。
ここを渡るとすぐに、道標があり皆子山へのとっかかりとなる。
いきなり難関となる木の橋がある。
雪が積もっていて甚だ危険そうに見える。
橋下からのルートは無いものかと、下りてみたけれどわりに川幅と深さがあり断念。
一歩一歩靴底をグリップさせ慎重に渡る。
慎重に慎重を期すうめ子。
けっして立ち上がれないわけではない。
あのうめ子がそんなわけがない。
あ~、でも生まれたばかりの子鹿のようにこちらに渡って来るうめ子。
(あげく橋を渡り終えてからナルゲンのボトルが落下。大破し星になる。ナルゲンボトル割れやすいことが判明)
ここからは寺谷コースと呼ばれる谷道を通り山頂へと向かう。
雪のせいか道がわかりにくく、ちらほらと確認できるテープを頼りに進む。
9時30分 道標
はっきりとした道標を見つけると安心する。
手前にちょうど良い岩場があったのでバックを下ろして上着を脱ぐ。
沢の所で右へと行く道があったが、左へと進む。
この辺りからやや上りとなる。
立ち直り早いうめ子
9時35分 山小屋
大きな岩を乗り越えると、前方に小屋が見えて来た。
山小屋アップ
廃墟。
谷筋を突き進んでいると、岩のごろごろした斜面が見えて来た。
このまま直進するのかと、上ってみたけれど、どうも違う様子。
引き返して左方向へと進む。
10時00分、ここが「巻き道出合」ポイントだったのだろうか?今でもよくわからない。
雪の深さが増して来た
黙々と歩いていると、途中道が崩落していた。
崩落個所を回り込んで進む。
そろそろポイントとなる大岩が現れるはず、とうめ子。
10時15分 ニセ大岩
大岩と間違いやすい岩があるとうめ子が言っていた通り、ニセ大岩。
安全対策にロープが取り付けられている場所もある。
もしかしたら、雪で隠れてしまっているロープもあるのかもしれない。
それにしても、本当の大岩までが長い。
10時25分 大岩
確かに、これぞ大岩という迫力の岩の壁が見えて来た。
大岩(登るumeboc)
さらさらと雪が落ちてくる。
谷筋を行くので、ただでさえ雪が積もっているのに、量も多い。
皆子山、最後はやや急な上りとなる。
(上の画像、どの辺りだったか・・・雪で道もわかりにくい)
直角に近いほどの急な上り。
ロープがあり、さすがに使わないと上りにくい。
雪の下は岩のゴツゴツとした斜面なのだろう、わりと足場はある。
空が見えて来た。
あとは、空を見上げながら黙々と上るのみ。
低い木が生い茂り、かき分けながら尾根に出る。
11時00分 寺谷・皆子谷出合(東尾根への分岐)
東尾根への分岐辺り
東尾根への分岐辺り
分岐から皆子山山頂を目指し、天然林の中をしばらく歩く。
11時08分 皆子山山頂
先客1名。どこから上って来たのだろう。
ささっとお昼を作っていた。
後から2名来たのだけれど、その人たちは皆子谷から上って来たようで、
先客の人はそちらではなかったようす。
東尾根を歩いて来たのか、実はボクたちの前(寺谷コース)を先行していたのか・・・
とりあえず景色を楽しんだあと、お昼休憩にする。
それでは【其の二】へと続く。まったね~。