院生時代から先輩の立ち上げたNPOをちょこちょこ手伝ってはいたものの、
スタッフとして関わり始めたのが2011年。
この仕事の延長として復興支援にも少しだけかかわるようになって、
被災地にも2回ほど行かせてもらいました。
そのうち一回は子連れで、滞在したホテル近くの保育園にもお世話になって、
支援どころか、逆に助けられたりもして、
自分の無力さと想像を超えるであろう悲しさと大変さにうろたえていたような気もします。
自分もがんばらなきゃなぁと思ったのに、10年経っても何もしてないなぁ。
ひとり親だし、仕事は非正規だし、文句を言えばあるっちゃあるけど、
そこそこ生活できていて、家族もまあまあ健康で、今のところ介護の必要もありません。
これからかなぁとは思うけど、今の悩みは息子くんの成績位。
今週はテレビで被災地の様子をいつも以上に見ることができて、
みなさん、ほんとにがんばってきたんだろうなぁと。
家族を失った悲しみ。
それまでの生活を奪われ、生き残った者の辛さ。
10年経ってもまだうろたえることしかできない自分が情けない。
でも、自分の中で何かが変わった感はあります。
年をとったというのもあるかもしれないけど、
震災前の自分とは少しものの見方が変わりました。
まだ寄付位しかできないんだけど、応援する気持ちを忘れずにいたいです。
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