どんな風に過ごしていても、
絶対に「後悔」ってあるんだと思うけど、
ワタシが真っ先に後悔したのは
亡くなる前の晩と、
亡くなった日の朝のこと。
亡くなる前の夜は、
あたしは遅番で9時前くらいかな?仕事終わりに父母宅に直行して、
お茶飲んだりしてたのね。
この日は手ぶらで寄った。
父さんが
「今日は何にも買って来てくれてないの?!
お父さんお腹ペコペコだよ!」
と冗談を言った(笑)
ワタシは、
「え!嘘だ!
んなわけないじゃん!
こんな時間までお父さんがゴハン食べてないわけがない!🤣」
と返した。
スイーツもたまに買って帰って
「あたしと半分こね!」と
分け合って食べたりもしていた。
スイートポテト、美味しかったよね。
食事制限がある中でも、
そもそもそんなに量を食べられなくなっていたこともあり、
割と好きな物は食べさせていた。
食に対する欲望が凄かったし😅
この日は、
テレビでやってた芸能人の食卓を見ながら、
「盛り付けが綺麗だなー、すごいなー」
と言うので、
「お手伝いさんとかいるんじゃない?」
なんて会話をした。
お茶が飲みたいと言うから、
お湯を沸かしてお茶を出して。
「ありがとう」
と言われて。
あたしは見たいテレビがあったから、
“どうせ明日も来るし”
と思って早めに帰宅した。
当たり前に明日も会えると思ってたから。
次の日も遅番で、
お父さんが透析に行く時間には目が覚めてはいたけど、
寒いから見送りに行かなかった。
死ぬほど後悔した。
夜は、見たいテレビなんてどうでもいいじゃん。
なんでもっと居なかったんだろ。
朝は、目は覚めていたんだし
歩いて1分の距離なのに
なんで行かないんだよ!!
最期だったのに。
お父さんとの最後の会話は、
亡くなる前の夜の
「じゃあ帰るよー」
「ありがとな」
だった。
12月15日から1月21日まで毎日会っていたけど、
帰り際に「帰るよー」って言うと、
毎回「ありがとな」か
「ありがとう」だった。
そんで今日、
多分最後だと思うけど
父母宅に泊まる。
いつものワタシの定位置から、
お父さんが座っていた場所を見る。
寝っ転がってると
座椅子の上の方しか見えないから、
お父さんがいるみたいだ。