HAVE A NICE SHAVE

クラシックシェービングと男性スキンケアのノート

理髪店で剃ったような

2017-12-09 10:46:13 | ヒゲソリ雑記
両刃カミソリの仕上がり方で、”まるで理髪店で剃ってもらったような・・・”と表現する場合がある。
顔に蒸しタオルをかけ髭を蒸らし、ストレート剃刀で剃ってもらう。昔ながらのローションやクリームで仕上がった顔はツルツルになり、良い香りがする。庶民にとって贅沢を味わえる時間と言える。
その心地よさが自宅で再現できる両刃シェービングの虜になったのは理髪店での贅沢な時間を味わいたいと言うのもある。

そんな私だが最近は美容室か1000円カットのチェーン店しか行っていない。
ただ今のところ理髪店難民になってる状態だ。
休日に理髪店に出かける習性である私は髪を切るのであれば地元の理髪店を利用することになる。
お気に入りの理髪店を見つけようとGoogle Mapで表示された全ての理髪店を訪ねたのだが、気に入った理髪店は結局見つからなかった。

何をそこまで拘っているのかと思われるであろうがそれほど難しいことを望んでいるわけではない。
ただ気持ちよく髭を剃ってもらえる理髪店を探していただけなのだが、どういうわけかどの理髪店も髭を剃った後1~2日、ヒリヒリして自分で剃った後よりも痛い思いをするのだ。
昔はシェービングソープを顔に塗り、一度蒸しタオルでしばらく放置した後髭を剃ってもらったような記憶がある。剃刀も力は全く入れず、滑らすような感じだった。両刃カミソリもホルダーの重みで剃ることを考えるとその理屈も筋が通っている。
だが、今回私が回ったところは少し顔を濡らした後ジェル状のローションを塗り、髭が水分を含む時間などお構いなしにいきなり圧力をかけつつゴリゴリと言った感じで剃り始めた。
大丈夫だろうかと疑問を持ちつつもプロのやることだし、最先端の手法なのだろうと黙って仕上がるのを待った。

だが当然仕上がりは悲惨だった。剃った直後から顔全体がヒリヒリしてたまらなく痛い。剃り残しは無いが皮膚もかなり傷んだらしく、収まったのは二日後、散々な思いをした。私自信で両刃カミソリを使ってシェービングしてもここまで痛くなったことはない。理髪店に行くのが怖くなった。
それでも懲りず近隣の理髪店を全て訪れて見たのだがシェービングが軒並みダメだった。
ネットを検索するとシェービングに拘りのある理髪店を見つけることができるがいかんせん遠い。そこまでするなら自分でシェービングしたほうが安上がりだ。髪型は一庶民のしかもオヤジである私が特別な髪型をする必要性を感じないので小ざっぱりしていればそれ以上言うことはない。高級店舗で理髪するのはもったいないと思う。

本当は扱いづらいストレートカミソリを難なく使いこなし、鼻歌交じりに作業しつつも出来上がりは完璧なプロの技を拝見してリスペクトするつもりでいたのだがしょうがない。シェービングアイテムが並ぶ棚を拡張することにした。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (エコタウン)
2017-12-09 14:09:20
このブログを教えて下さりありがとうございました
特にスキンケアに関する記事が参考になりました。

先週行きつけの理髪店に行ったんですが、確かに言われてみると、良い理髪店はシェービングがしっかりしています。
髪を切ってもらってるときに、かみそりに興味がある話しをしたら、使ってる道具を全部見せてくれました。
返信する
Unknown (うにぞう)
2017-12-09 15:15:14
エコタウン様
わざわざお越しいただいてありがとうございます。それにしても羨ましいです。私も理髪店の方と道具の話に花を咲かせてみたいものです。
シェービングする時のスキンケアについて書いていくのがこのブログの目的だったので、何かの足しになれば光栄です。よろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿