ウェネトさまの館

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KANZEN 完全 大宴会的美術展(伊勢丹新宿店)

2024年09月05日 20時30分00秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、初台と新宿で展覧会を観たのでございます。
会期の短いほうから書きまする。

まずは、伊勢丹新宿店 本館6階 催物場「KANZEN-完全-大宴会的美術展」初日。
https://www.mistore.jp/shopping/event/shinjuku_e/kanzen_10
(写真撮影可)

毎年楽しみな「KENZAN 見参」が、今年は名称も変えパワーアップして、百貨店の催事場で開催。

参加作家は約200名!殆どの作家がかなりの点数出展で、物凄いボリュームじゃ。
初日で、参加作家も多くいらしておりまする。

初日朝イチの混雑を避けて午後から行ったのじゃが、けっこう人がおり、展示風景はほんの一部しか撮れんかった。

25名だけ1点ずつ載せまするが、広~い会場は迷路めいて、観逃した作品も絶対ありそう・・・(汗)

★井下彩乃
《HonuⅣ》S8号 アクリル絵具、木、カーラッピングフィルム、モデリングペースト、木製パネル


 
★岩本依留羽
《見下すヒト》46.6×14.5×23.5㎝ ブロンズ
この写真では分からぬが、キツネの歯や爪も細かく、ドレスの模様も綺麗。
ご本人にお伺いしたモデルのお話も興味深うござりました。


 
★岡千尋
《Azalea》直径50㎝ 日本画


 
★Otti Ouri
《Gecko's song》25.7×18.2㎝ 水性ボールペン、油性色鉛筆、ワトソンボード
こちらはみっしりじゃが、今回ちょっと作風の違うスッキリした作品もございます。
ご本人とお母様にお話をお伺いできました。


 
★喜愛来
《落としてしまった葉を救って》57.3×30㎝ ミリペン
初見の作家。緻密な美少女のペン画も美しゅうござりますが、うさぎさんのいるこちらを、うさぎ部分のアップも載せまする。(ご本人に許可を得ておりまする)
スマホで見せて頂いた、動物を描いた作品の画像もツボじゃった。


 
★北嶋勇佑
《とら》S3号 木版モノタイプ/油絵具、黒紙、アルミ蒸着紙
左が版木、右が完成した作品。
ご本人が制作方法を説明して下さり、これまでの疑問が解決いたしました。


 
★黒崎塔
《bob》H55×W50×D120㎝ 鍛金/鉄、ステンレス、真鍮


 
★今野樹里恵
《瞬きの隙間》SSM キャンバスに鉛筆、アクリル


 
★榮睦人
《オーダーメイド1》33.3×24.2㎝ パネル、卵黄テンペラ


 
★杉野郁
《眠る迄 NELUMADEミルクホール》
S6号、ペン、アクリルガッシュ、色鉛筆など
写真撮影は失敗したのじゃが、《七色会議》にはオカメ先輩そっくりなオカメインコも描かれていて嬉しいのじゃった。


 
★高津ゆい
《青龍図》F8号 アクリルガッシュ、色鉛筆


 
★中村那由多
《bunny clown》27×8×10㎝ ビスク


 
★中村勇太
《十二社池の夢》WSW 和紙に墨、顔料、岩絵具、金属箔(裏箔)


 
★西川紀絵
《花車》S3号 油絵具、木製パネル


 
★春木彩香
《優しくあるために》F10号 紙本着彩


 
★#B7282e 
《ZEBRA》S10号 ペン画
動物がみっしり。自画像も潜んでおる。ご本人のお話も興味深うござりました。


 
★ヒカリタケウチ
《かしまし》F10号 紙本着彩


 
★細井世思子
《明けの月に目玉焼》12×12×1.5㎝ アクリル絵具、木


 
★前田彩華
《穏やかな救済》M30号 墨、胡粉、金、透明水彩、楮雁皮ブレンド和紙


 
★丸山純
《面と人形》49×33×25㎝ 陶


 
★木曜日
《追憶》11×8.8㎝ 透明水彩、アクリルガッシュ、鉛筆、水彩紙
ご本人にこの作品の持つ意味をお伺いしたのじゃが、良いお話じゃった。


 
★森田洋美
《ミノムシ 青》F0号 石膏地に卵黄テンペラ
20号から0号までのミノムシの中で、今回の伊勢丹での展示に合わせてお洒落したミノムシ。
ご本人にミノムシを描く意味もお伺いできました。


 
★ヤグチユイナ
《pocketo town musicians》(drum、trumpet)20×12×12㎝ 金属、木材、布、石粉粘土、その他
音楽隊5点のうちの2点。手回しになっており、ご本人の許可を動かしてみたぞよ。
動きにそれぞれのうさぎさんの性格が出ていて面白うござります。


 
★安松美由紀
《うちの野菜はおいしいⅠ》23×50㎝ 実家の石/土/草の灰、骨、新岩絵具
うさぎの作品多し。ご本人に独特な画材についてもお伺いできました。


 
★横橋成子
《forest and wolves》WSW号 日本画/高知麻紙、岩絵具、膠
ご本人にお伺いした、展示作品のオオカミファミリーのお話も楽しゅうござります。
こちらは、10月に開催される個展(ゆう画廊 10/14~20)の始まりの作品。


 
大きな塗り絵コーナー。
KENTA AOKIの制作した伊勢丹の塗り絵に、来場者が色を塗れるのじゃ。
最終日にはどんなになっておるのかのぅ。


 
ごくごく一部しか載せられんかったし、観逃した作品もあるやも知れぬが、約200名の様々な作品たいそう観応えあり、楽しゅうござりました。
会期は9月9日まで。

KANZENの前に観た美術館の話は、また後日。