慶應義塾ミュージアム・コモンズ「へびの憩う空き地 KeMCo新春展2025」を観たのでございます。
https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20250109/
(一部を除き写真撮影可)
慶應義塾大学三田キャンパス、かようなミュージアムがあるとは、今まで全く知らなんだ。
本展は、2025年の干支である「巳」がテーマ。
展示数は47点と小規模なれど、「へび」にまつわる様々な作品や資料がございます。
展示室は3階じゃよ。まずは会場1。へびの矢印が可愛いのぅ。
会場はこんな感じ。
構成は以下の通り。気になった作品などもリスト順に載せまする。
【動物界のへび】
『動物誌(四足動物)』コンラート・ゲスナー 1606年
《アオダイショウの骨格標本》
【うたとへび】
《虫の歌合》[居初つな] [江戸前期]写
一部分のアップも載せるぞよ。
【恐ろしげなへび】
『へび女』楳図かずお 2005年
写真撮影は不可。お供のEは、昔読んだ楳図かずおのホラー漫画は本当に怖かったと申しておる。
《児雷也豪傑譚語》歌川国貞(三代目豊国) 嘉永5(1852)年
【象徴するへび】
《しん板おもちゃ十二支》佐次郎
《へびの装飾品》
《マランガン儀礼用装飾板》20 世紀初頭(収集)
《普賢菩薩像》13世紀
【明治のへび】
《巳日記》松平(深溝)家 明治2(1869)年
【物語のへび】
《近江八景図柄鏡》松岡豊前守藤原政重 18 世紀
《七夕の本地》朝倉重賢 [江戸前期]写
一部分のアップも載せまする。
【想起させるへび】
「政海の産物」『東京パック』2巻14号より 北沢楽天 1906年
面白過ぎるお顔のアップもどうぞ。
【舞踏とへび】
ここは写真撮影不可じゃが、記録映像や記録写真など。
お次は会場2じゃ。こちらは体験コーナーがございます。
「空地の御朱印2025」は、用意されたポストカードに、御朱印風の特製スタンプを押して持ち帰れるのじゃ。
「デジタルへびみくじ2025」は、お気に入りのへびを選んでクリック。
大吉が出た~♪
他にも、願い事を書いてパブリックアートを作るコーナーなどもあり。
へびをテーマにした展覧会を観るのは初めてで、楽しゅうござりました。
ここでは毎年かような干支の新春展を開催しておるそうじゃが、観逃しておったのが残念じゃ。
会期は2月7日まで。入場無料じゃよ。
階段を下りた踊り場スペースでは、「ふとした点景 —— 岡崎和郎」同時開催。
https://kemco.keio.ac.jp/all-post/20241219/
吹き抜けの空間に、オブジェ1点の展示。
こちらも2月7日まで。
さて、展覧会の前に、慶應義塾大学 図書館旧館の、カフェ八角塔へ初潜入でございます。
展覧会が10時からだと思うたら、11時オープンじゃったからの。
ゴシック様式の建物が素敵でテンション上がる~。
国の重要文化財にも指定されておるそうな。
カフェはこの八角塔の1階じゃな。
おじゃまいたしまする~。
おお~!素敵なカフェじゃ。手前のお部屋。
奥のお部屋。へびの如き階段は、見るだけで上には行かれませぬ。
展覧会コラボメニュー「歌合う巳 苺のシュークリーム」と、ホットコーヒーをお願いいたしまする~。
求肥の衣を着たヘビ、可愛いのぅ。
可哀想じゃが一刀両断。お腹の中には苺がまるまる1個とカスタードクリーム。
コーヒーはポットサービスで、スイーツに合う好みのお味でございます。
ミルクはコーヒーフレッシュではなく温めた牛乳で、2杯目はカフェオレで飲めて嬉しいのぅ。
紅茶は、わたくしの好きなマリアージュフレールのマルコ・ポーロなどがございました。
グッズの販売もございます。
大倉陶園のティーカップセット。
和光の図書館旧館レリーフクロック。
クッキー気になる。今度買ってみようかの。
階段ホールも見ますぞ。
北村四海の大理石像《手古奈》
階段を上がると、
ステンドグラスじゃ~。
階段の上に常設展示室がございますが、この事まで書くとブログが終わらぬゆえ、このへんで。