展覧会のブログから先に書いたゆえ後回しになってしもうたが、1週間前の6月26日、ファンタジー・オン・アイス 2022 静岡(以下「FaOI静岡」と略しまする)の千秋楽をエコパアリーナで観て、1泊して掛川花鳥園にも行ったのでございます。
本日はFaOI静岡の事を書きますが、ちと長くなりますぞ。
https://fantasy-on-ice.com/
お供のEは、結弦くんをジュニア時代から注目しておったが、大ファンになったのは2012年フランスでの世界選手権のフリー演技を見て号泣してからじゃ。(いわゆる「ニース落ち」)
ビスうさのわたくしは2015年生まれじゃが、生まれた時から大ファンじゃよ。
Eは最初はアイスショーより試合を見るのが好きじゃったし、選手をアップで見られるテレビやライストで満足しておったのじゃ。
実際に会場で見たいと思うた時には、もう結弦くんの出るアイスショーは、チケットを取るのが困難になっておった。
でもでも、今回のFaOIは3年ぶりの開催じゃし、何たってメンバーが凄い!
静岡の男子は、羽生結弦、ステファン・ランビエル、ハビエル・フェルナンデス、ジェフリー・バトル、ジョニー・ウィア、ジェイソン・ブラウン(神戸と静岡のみの出演なので見られてラッキー♪)、エラジ・バルデ、織田信成、田中刑事
女子は、荒川静香、坂本花織、三原舞依、宮原知子
そしてアイスダンスでは、パパダキス&シゼロン、カッペリーニ&ラノッテ
その他、アクロバットやフライング・オン・アイスのスケーターたちも参加。
チケットは抽選販売で、競争率とんでもなく高そうじゃが、どうしてもどーしても見たい!
気合いを入れて幕張に応募した所、1次販売は3日間とも全滅。
近くで見たくて第1希望をプレミア席にしたのが敗因と反省し、2次では全て変えたのにまたも全滅。
おまけにライブビューイングまでハズレて、絶望のどん底に落ちたのでございます。
で、静岡遠征を決意するも、1次も2次もハズレて、3次の大千秋楽にやっと当選した次第。
3次ではお席はもうB席しか残ってなかったが、どんなお席でも生で拝めるだけでありがたいのじゃ。
ぬかりなく双眼鏡も購入。今まで美術館用の単眼鏡しか持ってなかったからの。
てな訳で、前置きが長くなり過ぎじゃが、6月26日の出来事じゃよ。
ショーは午後1時開演で、新幹線こだま709号の指定席を取って出発~。
車内の殆どが女性、しかも結弦くんグッズやプーさんグッズを身につけた方々ばかりで、羽生列車と化しておった。
熱海の手前では海も見え、お天気も良好。
と思いきや、掛川の手前あたりでとんでもない土砂降り。
掛川で乗り換え、愛野に着いたら雨は殆どやんでて良かった~。
タクシー乗り場は大行列で、エコパアリーナまで歩く事に。
徒歩15分と聞いておったが、ず~っとダラダラ上り坂なのじゃ(汗)
このオブジェの横が最後の急勾配で、動く歩道があるのがありがたい。
動く歩道で頂上に着いても、まだまだ先じゃよ。
左側の行列に戦慄するも、入場列ではなく、静岡空港のブースのガラポン抽選の列じゃった。
時間もある事じゃし、参加してみようかの。
これが当たるのか~?♪と喜んだらば、これは残念ながら展示のみ。
ガラガラ回したら深緑色の玉が出て、ANAのマスク&ウェットティッシュケースなど頂きました。
1等は何だったのか気になりまする。
企業のブースは他にもあり、BMWでは使い捨てカイロを、東和薬品のお姉さんからはミニノートをゲット。
パンフレット売場のポスター。
パンフレットには、結弦くんがランビ様と向かい合わせで出てたり、ハビちゃんとの対談も6ページあって嬉しいのぅ。
いよいよ入場じゃ。
座席図。わたくしは西のB席、かなり上のほうじゃよ。
眺めはこんな感じ。遠いけどリンク全体を見渡せまする。(ショーの時間以外は写真撮影可)
でも・・・このくらい前で拝みたいぞよ~。
場内は全然寒くなくてビックリでございます。
アイスリンクじゃから寒いと思い、小さくたためるダウンコートにカーディガン、レッグウォーマーにアームウォーマー、使い捨てカイロを持って来たが、全く無駄じゃった。
椅子が硬かったら3時間半は辛かろうと、100均の折りたたみクッションも用意したが、椅子も座り心地良く、これまた無駄になってしもうた。
右隣に座っていた女性は大阪からいらしたそうで、色々教えて下さり、お話できて待ち時間も楽しゅうござりました。
いよいよショーの始まりじゃ。
FaOIのオープニングのオヤクソク、ダンダン ダダン♪のリズムにテンション爆上がり。
一流スケーターばかりの群舞でも、結弦くんはどこにいてもひと目でわかるのが凄い!
音楽を完璧に捉えたしなやかでキレキレな動き、スケーティング技術の高さと美しさが別次元なのじゃ。
そしてオーラがハンパない!
結弦くんの回りだけオーロラが舞い、後光がさしていた!(ように見えたw)
今まで結弦くんは2次元世界の人のようで現実離れしておったが、ホントに現実にいたんじゃのぅ、と実感もひしひし。
この日はCSで生中継されたようで、YouTube動画を見つけたので貼っておきまするが、生で見るのと全然違いますぞ。
今まで動画で満足していた自分を殴り飛ばしたのでございます。
結弦くんの滑りを息も出来ずに見ておったら、ゲストの宮川大聖が歌う『略奪』の「ねぇ、油断しすぎだよ」の所で、シャツの裾を咥えて白くて美しいお腹をベロンと出し、こちらにスス~ッと滑って来て(ちらっとしか映ってないけど、下のYouTube動画の7:45あたりからの動きね)、思わず「ひぃぃぃ」と声が出て呼吸困難に。
油断しすぎてましたごめんなさいごめんなさいぃぃぃ!
いやはや、あんなに美しいお腹を見たのは、生涯最初で最後でござります。
その後は1部も2部も、スケーター達の素晴らしい演技が続いたのじゃが、全部書くとブログが終わらぬゆえ、特に印象的だった3名(3組)をごくごく簡単に。
・パパダキス&シゼロン
パパシゼの神演技を肉眼で見る事ができて幸せ~。
スケーティング美しすぎて、溜息しか出んかった。
・ステファン・ランビエル
現役時代から大好きだった憧れのランビさま、特に2部の演技に心打たれたぞよ。
現役引退してかなり経ち、コーチとしても活躍しておるが、やはり魅力的なのじゃった。
・宮原知子
美しく気品ある演技が好きだったゆえ現役引退は悲しかったが、試合では回転不足の判定に苦しんでおったし、ショーはとても向いておると実感。
髪も明るいブラウンに染めて印象も変わった感じ。
ステップや左右どちらも回れるスピンなど、やはり美しゅうござりました。
2部の最後に結弦くん登場。
宮川大聖の歌で披露した新プログラム『レゾン』は、わたくしの語彙力皆無ゆえ凄いとしか言いようがないが、本当に凄くて鳥肌立ったぞよ。
結弦くんの新境地と更なる進化ぶりを、身動きもできず凝視したのじゃった。
レゾンYouTube動画↓
そしてフィナーレかと思いきや、舞台でNAOTOのバイオリンが流れ、新妻聖子がノートルダム・ド・パリを歌い出すではありませぬか。
何と!結弦くんが舞台から再び登場。静岡の大千秋楽のみのサプライズじゃ。
10年前に結弦くんが滑っていたダムパリの進化形を見る事ができ、感動に打ち震え涙したのでございます。
サプライズのダムパリYouTube動画↓
フィナーレ、光沢ある白シャツに黒リボンタイの結弦くんは、また別人になっておった。
美しすぎるY字バランスで滑らかに滑り来るお姿(下の動画3:30あたりから)は、まさに天使。
スケーターが周回する時、最前列の観客がリンクサイドに駆けよって手拍子するの羨ましいぞよ~。
でもでも、結弦くんは上のほうの客席にももれなく視線を送ってくれるので、しっかり目が合った!(ような気がするw)
最後、結弦くんは退場していくスケーターたちひとりひとりとハグやハイタッチ。
そして観客に向かって「本当に幸せでした!!またファンタジーに来て下さい!!」と叫ぶのじゃった。
こちらこそ本当に幸せでした~!!
また行きますので、ぜひぜひチケットを!できますればA席以上のチケットを当てさせて下さいまし~~~!!!
フィナーレYouTube動画↓
初めて生で見るアイスショー、あっという間の3時間半、本当に夢の世界でありました。
5月の幕張から始まって、名古屋、神戸、そして静岡。
出演者の皆様、本当にお疲れ様でした!そしてありがとうございました!
係員の指示に従って会場を出ると、愛野駅へと向かう大集団。
愛野から掛川までは電車もタクシーも激混みと予想し、抜かりなく愛野のホテルを予約しておいたのじゃ。
掛川まで行けばホテルは何軒もあるのじゃが、愛野は選択の余地なく1軒のみ。
コスモインなる駅前のビジネスホテル、下にコンビニがあるのが便利じゃよ。
コンパクトなシングルルーム。
お部屋からの眺め。本当に駅のすぐ前で、新幹線が通るのも見えまする。
1階の朝食会場。
パンとコーヒーくらいかと思いきや(失礼)、品数は少ないながらもビュッフェで、朝からたらふく食べるわたくしにはありがたい。
おかず、ご飯、お味噌汁などのコーナー。
お野菜、パン、ドリンクコーナー。
いただきま~す。
お料理は美味しく(特に焼き魚!)、たくさんおかわりしたのじゃった。
チェックアウトして外へ出ると、前日とは打って変わって晴天で、気温もうなぎ登り。
掛川へ移動し、長年憧れていた掛川花鳥園へ行ったのじゃが、その話はまた後日。
帰りたくないけど、こだま718号で帰るのじゃ(涙)
帰りの指定席から富士山見えた~。
また結弦くんの生演技を見る事ができますように!と富士山にも祈ったのでございます。