新型コロナ感染者数急増で、お供のEはこの1週間、仕事と買物以外の外出は自粛しており、展覧会にも行けておらぬのでございます(涙)
わたくしはビスクの人形じゃから感染なぞせぬが、お供のEはただの人間じゃからのぅ。
なので、1月に観てツボだったのにブログ書きそびれていた展覧会の話を書きまする。
郷さくら美術館「平松礼二の世界 日本美の在り処を訪ねて」
https://www.satosakura.jp/?page_id=1688
(写真撮影可)
2021年にフランス共和国芸術文化勲章を受章した平松礼二の回顧展。
「路シリーズ」「ニューヨークシリーズ」「ジャポニスムシリーズ」など、35点の日本画。
各作品のキャプションに書かれた作家ご本人のコメントも興味深く、写真撮影OKなのも嬉しいのじゃ。
構成は以下の通り。作品も12点だけリスト順に。
【1階 A:日本美の在り処を訪ねて】
屏風絵をはじめとした大作4点の展示。
《日本の祈り・花が咲く》2018年 屏風(六曲一隻)
富士山が小さな花でみっしり覆われておりまする。
《路・野菊讃》1996年 屏風(六曲一隻)
日本画の画材の展示もあり。
【1階 B:路シリーズ・NEW YORKシリーズ】
「路シリーズ」と「NEW YORKシリーズ」から10点の展示。
《路・夕の夢の中で》1991年 112.1×162.2㎝
《路・旅愁》1997年 112.1×162.1㎝
《NEW YORK-FROM NEW YORK(Ⅲ)》1994年 屏風(四曲一隻)
コラージュ作品。分かりやすいよう一部分のアップも載せまする。
【3階:「花」「富士」「鳥」にみられる四季折々の華やかで美しい色彩】
「花シリーズ」中心に12点の展示。
《東海富士図》2006年 屏風(六曲一隻)
《春の光・鯉》2015年 90.9×116.7㎝
花びらの浮く水面から姿を見せた3匹の鮮やかな鯉が可愛い。
《梅之季》2018年 屏風(四曲一隻)
可愛い鳥の部分のアップも。
【2階:ジャポニスムシリーズ】
モネの睡蓮の絵にインスピレーションを受けたシリーズから9点展示。
《モネの池・夢春秋》2016年 屏風(六曲一隻)
特にお気に入り作品。たいそう美しく華やかで、細部までじっくり見入ったぞよ。
植物の一部分と、鳥の部分のアップも載せておきまする。
《桜花幻想-モネの池(Ⅰ)》1999年 屏風(四曲一隻)
《桜花幻想-モネの池(Ⅱ)》1999年 屏風(四曲一隻)
花びらがみっしりみっしり浮かぶ池。一部分のアップも。
《ジヴェルニー藤の宴》2016年 130.3×162.1㎝
本展のメインビジュアル。
フライヤー等では背景が淡い黄色じゃが、実際は黄金色じゃよ。
鳥のアップも載せまする。
鮮やかな色彩の日本画の数々に、何やら元気を頂いたのでございます。
完全貸切状態で、椅子に座ったりもしながらじっくり観る事ができたのも良かったしの。
会期は2月27日まで。
さて、本日は節分でございます。
恵方巻きに愛はないゆえ、ロールケーキを北北西を向いて丸かぶりじゃ。
そしてこれから豆を撒きますぞ。
★おまけ画像
大好きなジュエリーショップ、Albiziaのフォトブックvol.18 届いたぞよ~。
『BLUE』がテーマのスペシャル版、様々な表情の青い石のジュエリー、ウットリでござります。
青い指輪も欲しい・・・