昨日は、２つのギャラリーを観たのでございます。
まずは、ギャラリーセナ「チン・ペイイ 個展 世界上獨一無二的我」
https://gallery-scena.com/exhibition/chen-pei-yi-2023/
（写真撮影可。接写も許可を得ておりまする）
台湾の画家チン・ペイイは、一緒に暮らす５匹の猫をモデルに、日本画と同じように岩絵具と膠を用いて描いておるのじゃ。
好きな作家じゃのに、個展を観るのは５年ぶりになってしもうた。
猫たちの生き生きとした様子や、柔らかい毛並みやガラス玉のような目、本物を貼り付けたかと見紛う絨毯や布の質感など、リアルでツボなのでございます。
今回初潜入のギャラリー、方向音痴ゆえ道に迷うてしもうたが、綺麗で明るい雰囲気じゃ。
会場はこんな感じで、18点が展示されておりまする。
宇宙と五大元素をテーマにした連作。
左から《宇宙》《空》《風》《水》《火》《地》
撮った写真がどれも額の反射で不鮮明過ぎじゃが、８点だけ観た順に。
本当はもっと載せたいのじゃが、写真が酷すぎて載せられぬのじゃ。しくしく
《水》70.1×35㎝ 紙本岩彩
猫のお顔とタコ部分のアップも載せまする。キラキラ赤いタコも可愛いが、この写真ではわからぬのぅ。
《風》70.1×35㎝ 紙本岩彩
お顔と凧のアップも。緻密な毛並みモフモフ～。鳥の凧も可愛い。
《空》70.1×35㎝ 紙本岩彩
金色に輝く目の黒猫。
《潛龍》107.7×77.1㎝ 紙本岩彩
《無憂》65.2×53.2㎝ 紙本岩彩
左上部分のアップも。古代エジプトのホルス神めいた鳥や、岩絵具を盛り上げて描いた絨毯の質感。
《守護》50×50㎝ 紙本岩彩
左上部分のアップも。こちらにもホルスチックな鳥が。
《征服》35.1×23.8㎝ 紙本岩彩
真剣な表情がたまらん可愛さ。ちっちゃな恐竜の質感。
《山腳下》56.2×27.6㎝ 紙本岩彩
猫の表情と仕草、背景のリアルな織物感、ツボじゃ。
グッズはこちらの棚に。画集、トートバッグ、サコッシュ、ポストカードなど。
入口には缶バッジのガチャガチャもございます。
久々に個展を観られて嬉しく、じっくり堪能いたしました。
会期は９月30日まで。
もうひとつ観たグループ展の話は、また後日。
移動の途中、ココスでササッと甘い物を食べるのじゃ。
期間限定、お月見うさぎとブラウニークレープをお願いいたしまする～。
バニラアイスにウサ耳がついちょる。何やら共食い気分じゃ。
レモンマカロンは酸っぱいかと思いきや、酸味は殆どなく、意外にも（失礼）美味しい。
お持ち帰り用マカロンも販売して欲しいぞよ～。
★おまけ話
わたくしのお仲間、エジプト神シリーズのコインパースを見つけたのでございます。
メジェド（日本でのみ超有名な神）、ラー（太陽神）、バステト（猫）、アヌビス（金狼犬）の４種類。
いずれも可愛く迷うたが、ウェネト（兎）に見えないこともないアヌビスにしたぞよ。
ていうか、どう見てもわたくしじゃろ？
