ウェネトさまの館

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アートフェア東京2022(東京国際フォーラム)

2022年03月12日 20時39分08秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、東京国際フォーラム「アートフェア東京2022」を観たのでございます。
https://artfairtokyo.com
(写真撮影は許可を得ておりまする)


 

アートフェア東京を観るのは久々なのじゃ。2019年までは毎年行っておったがの。
今年は「Art, art, ART」をテーマに約150のギャラリーのブースが、地下2階と地下1階にずら~り。

が、お供のEめが3回目のワクチン接種をしてから倦怠感がずっと続いており、途中で力尽きて全部観る事はできんかった(号泣)
なので観た範囲内で、お気に入りや気になった作品から一部載せまする。

【ホールE:Galleries】


 

現代作家の作品を、作家名50音順で。
★江川直也
《月影 Moonlight》100×65.2㎝


 

★榎本耕一
《街の論理》2022 OIL ON CANVAS 97×194㎝
たぶん初めて観る作家。楽しい作品じゃ。


 

★北川麻衣子
《十二支》112×145.5㎝
この作家のダーマトグラフ、大好きなのでございます。


 

★塩谷亮
《一の滝》油彩・板 2015-17


 

★髙橋賢悟
《Re:pray》2021年 H203×W145×D135㎝ アルミニウム
髙橋作品でかように大きなものを観るのは初めてやも知れぬ。


 

★田崎太郎
《猫神戦士》2022
楽しい作品が色々。作家ご本人が説明して下さった内容が、たいそう興味深うござりました。


 

★丁子紅子
左から《きえゆく月影の中で、》《浮かぶ月。》《儚の月夜に、》 天竺綿に岩絵具(左・右)、雲肌麻紙に岩絵具(中央) 2021
3点並んだ様子も素敵なのじゃが、写真が不鮮明で無念。


 

★陳珮怡(チン・ペイイ)
《歡迎回家》56.1×27.5㎝


 

★蔡芙郡
《無聲》2022 Oil on Canvas 45×95㎝
初めて知った作家。ウサギとランチュウが合体したような生き物を描いた作品が数点、不思議な魅力じゃった。


 

★野口哲哉
《rocket fuel》2022年


 

★林孝彦
《Permeate Green(浸透する緑/p-14.Oct2021)》ヴェラム(仔牛革)にペン画(アクリル顔料絵具) 81.0×74.5㎝ 2021
写真が見づらいが、緻密で美しい渦巻きが、ヴェラムに下書きなしで描かれておりまする。
ご本人が色々説明して下さった上、額装していない羊皮紙作品を何点か触らせてくださりました!
以前『羊皮紙のすべて』という本は読んだが、種類によって手触りが全く違ってビックリじゃった。


 

★ムットーニ(武藤政彦)
《ANGEL BREATH》2022 ミクストメディア H44×W23.5×D20.5㎝ mp3 音源 / エンドレスタイプ
素敵なボックスシアター。写真撮影は不可じゃった。

★村田言恵
今回初めて知った、石川県の陶芸作家。
色々なサイズの植木鉢作品は、観た質感がスイーツのアイシングめいて柔らかそう。
作家ご本人が、植木鉢の蓋を外して中を見せて下さりました。
中には模様がみっしり描かれており、勿体なくて土なぞ入れられぬのぅ。
ご本人のお話によると、植物を育てても悉く枯れてしまうので、良く育つおまじないとして模様を描いておるそうな。
動物たちも可愛いし、どの作品もツボだったゆえ2点載せまする。

《樹器 花鹿》2022


 
《樹器 仔兎》2022


 

★山本タカト
《Skull&Roses Ⅶ》アクリル、キャンバス 2022

 

現代作家以外では、ロムドシンのブースが、大好きなマイセンなどヨーロッパの名陶の作品が並び、小さな美術館めいてお気に入りじゃった。4点だけ載せまする。

★マイセン(独)
《花と果実と2人の天使付ポプリポット 台付》1880年頃


 

《王冠付金彩トリーン&カバー》1880年頃


 

《花と果実付透し彫りディッシュ》1830-50年


 

★コープランド(英)
《花と鳥籠図キャビネットプレイト》1880年頃
鳥籠の中に黄色い鳥ちゃんが♪ 欲しいけど・・・手が届かぬ~。


 

FAT collection】
真っ白な特設ブースで、QRコードをスマホで読み込んで、白い台の上にARの作品を飾って観る事ができるのじゃ。
作家のQRコードが出ているパネルの一部。


 

が、わたくしはスマホを持っておらぬのじゃ~(涙)
でも帰宅して、パソコンで観る事ができたぞよ。
例えばこちら↓ 観たかった作家のおひとりじゃ。

★野網克美《ここから》
https://fat-collection.com/web_ar/ar?store_model_id=1dbfdd9f-4f60-4927-b5c1-0b3a9e52443e&mode=plane

こちらの真っ暗なお部屋では、一部の作家の作品を映像と並べて展示。


 

4名だけ載せまする。
★金丸悠児《航海する街》


 

★高橋祐次《船の街》


 

★松嶺貴幸《Wabi-Sabi Flower Arrangement / Urushi》


 

★山田勇魚《輪廻[人間道]》


 

全部のブースを観られなかったのは残念じゃったが、ホールEだけでも一通り観られて良うござりました。
見落としがあったやも知れぬがの。
会期は明日、3月13日まで。日時指定の予約制じゃよ。

さて、アートフェア東京へ行く前に、大丸の京橋千疋屋フルーツパーラーへ初潜入したのでございます。


 

11時半までのモーニングティーセットは、フルーツワッフルかフルーツサンドウィッチを選べて、カットフルーツとドリンクが付いておるのじゃ。
ドリンクは、コーヒー、紅茶、りんごジュース(ストレート)から選べるぞよ。

ワッフルセットをりんごジュースでお願いいたしまする~。


 

おお~♪ 全体的に量は少のうござりますが、ワッフルにはアイスクリームと生クリームも乗っておるし、オレンジとグレープフルーツの皮は飾り切りされちょる。
ドリンクはいつもはホットを飲むが、せっかく千疋屋じゃからりんごジュースにしたらば、美味しくて大正解。


 

これで税込1100円は嬉しいのぅ。近くへ行く機会あらば、また食べねば。

★おまけ話
2年ほど前、100円で叩き売られていたのを救出した枯れかけの小さなハイビスカス苗、今年も綺麗な花が咲き出したぞよ♪