昨日は、3つの展覧会を観たのでございます。
会期の短いものから書きますぞ。
ギャラリー・フェイス トゥ フェイス「林 明日美 展 月の家におばけはいない」
https://www.facetoface2000.com/next2/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
大好きな作家の2年ぶりの個展ゆえ、楽しみにしておったのじゃ。
新作の銅版画を中心に、鉛筆画、水彩画、合わせて42点の出展。
「月の家におばけはいない」なる意外なテーマで、これまでとかなり違った雰囲気の作品もあり、観応えござります。
会場はこんな感じ。
素晴らしい作品揃いじゃが、一部を観た順に載せまする。
★銅版画
《夜には雷が来る》銅版画メゾチント技法・雁皮刷り 195×92㎜ 八つ切額 2023年 ed20
この写真では分かりづらいが、下の方にちっちゃなおばけ達もおるぞよ。
《きれいなネックレス》銅版画メゾチント技法・雁皮刷り 245×195㎜ 四つ切額 2023年 ed20
《What is the universe?》銅版画メゾチント技法 195×92㎜ 太子額 2023年 ed20
おばけが覗くガラス瓶の中に銀河系がたくさん詰まって、お気に入り。
《Delivering Gift to You》銅版画メゾチント技法 155×85㎜ 八つ切額 2023年 ed20
《あかるいものたち》銅版画メゾチント技法・雁皮刷り 295×265㎜ 特注額 2023年 ed15
本展のメインビジュアル。
《お家》銅版画メゾチント技法・雁皮刷り 245×195㎜ 四つ切額 2023年 ed20
暗い部屋で並んで果物を食べる動物たち、可愛いだけでない何やら不穏な雰囲気もあり、お気に入り。
《起きている・寝ている》銅版画メゾチント技法・雁皮刷り 185×155㎜ 太子額 2023年 ed20
鳥好きのわたくしには嬉しい作品。
《かくれんぼ》銅版画メゾチント技法・雁皮刷り 155×155㎜ 25角額 2023年 ed20
絵本のようで、お子ちゃまも喜びそうじゃ。
《今日のスタイル》銅版画メゾチント技法・雁皮刷り 205×140㎜ 太子額 2013年 ed10
10年前の懐かしい作品。新作の動物と見比べると、毛の質感などかなり違いまする。
ミニアチュール作品は10点ございます。
《Good night》銅版画(ed.15)2023年
ミニ額の中で1番お気に入り。
《へびさんのお家》銅版画(ed.15)2023年
メゾチントの道具と原版。原版、緻密っ!
★鉛筆画
鉛筆画は2点ございます。
《光の木》鉛筆・水彩紙 198×145㎜ 太子額 2022年
★水彩画
水彩画は2021~2022年の作品で、手前の小部屋に12点展示。
《塵も積もれば海となる》透明水彩・水彩紙 280×188㎜ 太子額 2022年
昨年の2人展で観て、お気に入りだった作品じゃ。
《いちばん近い》透明水彩・アクリル絵具・水彩紙 90×94㎜ インチ額 2022年
色彩も綺麗な鳥で、お気に入り。
「ミニアチュール作品」(透明水彩・水彩紙 2021年)は8点ございます。1点をば。
観応えある個展で、この作家の新たな世界も観る事ができ、嬉しゅうござりました。
今後も楽しみでござります。
会期は5月14日まで。
さて、ランチじゃ。
西荻窪でランチする事はあまりないからのぅ、お気に入りだったのにご無沙汰していたビストロ、Petit(プティ)で久々に食べようと行ったらば、お店が消えておるではありませぬかぁぁ!
更に、焼き菓子が美味しいお店、ミミンヌも久々に行ったらば、「都合によりしばらくの間休業いたします」の貼り紙がぁぁ!
泣きながらラ・プルミエプゥッスへ。
こちらも久々じゃが、開いてて良かった~。ホッ
日替わりランチプレートをお願いいたしまする~!
日替わりのメインは、ロースポーク肉のカツレツじゃ♪
お野菜がたっぷりなのが嬉しいのぅ。
黄色いクスクス、小さなキッシュ、パン2種類も乗っており、美味しゅうござりました。
昨日の午前中に観た2つの展覧会の話は、また後日書きまする。