ポーラ ミュージアム アネックス「ポーラ ミュージアム アネックス展 2020 後期 -透過と抵抗-」(事前予約制)を観たのでございます。
https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)
公益財団法人ポーラ美術振興財団が、「若手芸術家の在外研究助成」を受けた芸術家の研究成果を、前期・後期に分けて紹介する展覧会。
10月に前期を観た時に、後期は青木美歌、林恵理、中村愛子の3名の、ガラスを素材とした作品と知り、楽しみにしておったのじゃが、なかなか行けず会期終盤になってしもうた。
会場はこんな感じ。
それぞれの展示風景と一部の作品を、作家名50音順で。
★青木美歌
好きな作家で、2017年にこのギャラリーで開催された個展は、今でも脳裏に焼き付いておりまする。
《Fluid》2020年 ガラス
作品も影も綺麗。
《Star》2017年 ガラス
金平糖のようなお星様は、個展でも印象的じゃった。
《Her favorite necklace》2020年 ガラス
天井から吊り下がった巨大ネックレスは、アイスランドの巨人のトロールの女の子が身につけているネックレスをモチーフに制作なさったとか。
★林恵理
多様な世界における新しいユートピア像とは何かを考えて制作なさったそうな。
《Glastopia》2019年 ガラス
床にずら~り並んだ作品。1つ1つ違うのじゃ。
《A kind of Φ #1~12》2020年 ガラス、額縁
壁に展示の12点のうちの2点。
《O.T.》2017年 ガラス
展示室の外、入口横に展示されておりまする。
★中村愛子
この作家を観るのはたぶん初めてじゃが、ツボじゃ。
ゆえにステンドグラスは8点中4点、鉛筆画は4点中3点載せまする。
もっと作品観てみたいのぅ。
《Forêt bleue-青い森-》2019年 ガラス、鉛
《余白》2018年 ガラス、鉛
《余白-la marge-》2016年 ガラス、鉛
《半月/常に》2015年 ガラス、鉛
《空_ciel》2019年 ケント紙、鉛筆
《百合の肖像》2020年 レイド紙、鉛筆
《Elysion_楽園》2020年 ケント紙、鉛筆
左にヴァージナルが描かれとる♪
三者三様のガラスの世界、観応えあって楽しゅうござりました。
受付で、3名のポストカード(裏に作家の経歴が書かれておる)も頂いたぞよ。嬉しいのぅ。
入場は事前予約制じゃが、定員に達していない時間帯は予約なしで当日観覧受付が可能。
わたくしもありがたく入場させて頂いたのじゃ。
会期は11月15日まで。ご興味ある方はぜひ。
そして、まちかんさんと久々にブラックマウンテンに行きましたのじゃ。
栗じゃ栗じゃ。マロンタルトを所望じゃ~♪
生クリームの可愛いデコレーション、今回もまちかんさんの分まで頂いたのじゃ。エヘ