昨日は、104GALERIE「Teodora Axente Listen How the Horns are Growing」(予約制)を観たのでございます。
https://104galerie.com/exhibitions/listen-how-the-horns-are-growing/
(写真撮影は許可を得ておりまする)
中目黒の104GALERIEとな?全く知らんかった・・・と思うたら、今年の8月に移転したてホヤホヤで、この場所で第1回目の展示だそうな。
この階段を下りるのじゃ。
吹き抜けのギャラリーが見えておるが、地下にありながら明るく広々した素敵な空間。
テオドラ・アクセンテも全く知らんかった・・・と思うたら、アジア初個展なんですと。
2020~2021年の作品11点と、2017年の旧作1点、全部で12点が展示されておりまする。
会場はこんな感じ。
(床に横たわるひょろ長いブツも作品かと思うたら然に非ず、まだギャラリーの内装が終わってないだけだそうな)
テオドラ・アクセンテはルーマニアの作家。
ギャラリーHPによると、「アクセンテは一貫して現実世界と想像の世界という領域に、そして物質と精神という二元性について取り組んで来ました。」との事。
古典的で独特な世界がツボで、鹿があちこちに登場するのも印象的。
画面には様々なものが描かれ、わたくしの好きな古楽器がころがっていたりもいたします。
12点全部載せたいところなれど、観た順に7点だけ載せまする。
《The Mirror and Three Lilies》2021 Oil on canvas 81×58㎝
《Deer Reflexion in Circles》2021 Oil on canvas 145×202㎝
《The Pray》2020 Oil on canvas 42×30㎝
《Inside is Light》2021 Oil on canvas 148×112㎝
《Madonna》2020 Oil on wood panel 29×21㎝
奥の空間。
《CLOCK TICKING》2020 Oil on canvas 203×179㎝
こちらは2017の作品じゃが、一瞬別の作家かと思うほど雰囲気違うのぅ。
《Charles,behind the thoughts》2017 Oil on canvas 73×64㎝
この作品が載っている2017~2018年の作品集。
この作品集を見て、3~4年で作風がこんなに変わるのか~と驚いたぞよ。
この頃の作品は、背景も衣装も今よりずっとシンプル。
衣装は全部アクセンテが自作し、空間も演出して描いていたんだそうな。
この頃の作品も雰囲気あって良うござりますが、わたくしはどちらかというと今のほうが好みやも。
入場は予約制で、作品ひとり占めでじっくり観たのでございます。
ギャラリーのスタッフも、こちらの質問にたいそう丁寧に答えてくださり、嬉しゅうござりました。
アクセンテ作品もっと観てみたいし、また作風が変わっていくのかも気になるし、今後も個展開催して欲しいのぅ。
会期は9月11日まで。ご興味ある方は予約を忘れずにの。
さて、この個展を観る前に、BunkamuraのNADiff modern「伊豫田晃一 個展 幻の書架」の後期を観ましたのじゃ。
後期の作品も素晴らしく、前期のブログの最後に追記したので、ご興味ある方は見てね↓
https://blog.goo.ne.jp/unut/e/c5d623a01214f1ecb9f50595c07baea3
Bunkamuraの後のランチは、104GALERIEへ徒歩5分ほどで行けるJASMINEへ。
JASMINEは中目黒と池尻大橋の真ん中辺りで、電車で行くとけっこう歩くが、渋谷から大井町行きのバスに乗って東山一丁目で降りると近いんじゃよ。
ランチセットは、自家製野菜ジュースやミニ杏仁豆腐や日替わり小鉢なども付いておるのじゃ。
どれにしようかのぅ、前回よだれ鶏セットを食べたから・・・
根菜入り熟成黒酢酢豚セットをお願いいたしまする~。
よだれ鶏も美味しかったが、黒酢酢豚も美味しく、ご飯がどんどん進んでキケンじゃ~(ご飯はおかわり無料です♪)
これで税込1200円は嬉しいのぅ。
今度行ったら、週替わりランチセットを食べてみようかの。