ウェネトさまの館

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「こやまけんいちのカラクリ仕掛けオルゴール箱展3」(ビリケンギャラリー)

2016年01月10日 21時01分00秒 | 展覧会・美術関連

本日は、ビリケンギャラリー「~こやまけんいちのカラクリ仕掛けオルゴール箱展3~箱絵本baby」を観たのでございます。
http://www.billiken-shokai.co.jp/billiken_files/gallery/gallery_index_flame.html
(写真撮影とブログ掲載は許可を得ております)


本日が最終日、何とか観に行けて良かったぞよ~。
緻密細密なもの可愛いもの好きゆえ、こやま作品はツボなのじゃ。

今回は8点(内1点は未完成)に加え、次回の展示に向けて制作中の作品1点と、お客様がお持ちの作品1点を加えた10点の展示。

オルゴールを動力としてカラクリ仕掛けが動くのですが、在廊なさっていた作家ご自身が、ひとつずつ全作品のゼンマイを巻いて動かしながら説明して下さり、うるうる感涙でございます。

小さな箱の中に詰め込まれた小さな小さなパーツも可愛く、予想もしない細部まで動いたりして、どの作品もワクワク感ハンパありませぬ。

例えばこちらの《音楽会》は、


女の子の表情や体が動くばかりか、オルガンの蓋が開いて鍵盤とペダルが動いたり、ドアが開いて楽譜を持った手が現れたり、他にもあちこち動くのでございます。


《チョコレート》は、チェロの向きまで変わったり、後ろの引出しが開閉したりも。


オオカミは、表情の変化もダイナミックで可愛いですのぅ。
オオカミがチェスをする《チェックメイト》


《魔法》


《わたしの部屋》は、窓から猫が覗いたり、小鳥が飛び交ったり。


こちらはお客様所蔵の作品。部屋の猫と箱の絵の猫は、お客様の猫がモデルとか。


氏は制作途中の作品を開けて、仕組みも分かりやすく説明して下さりました。
女の子の長いまつげは人間用のつけまつげをつけているそうで、お店でつけまつげをまとめ買いする時、気まずい思いをなさるなどというお話などもして下さり、たいそう楽しいひと時でありました。

本日で終わってしまったのが残念でありますが、また年末に個展をなさるご予定だそうで、楽しみでございます。
今度はもっと早く観にまいりますぞ。