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初☆歌舞伎座

2008-02-08 | 趣味
母を銀座に呼び出し歌舞伎座に行ってきました!銀座での待ち合わせに若干の不安を感じていた母も、ちゃんと来ることができたようで、私が行くまで三越のバレンタインコーナーを散策していた様子。とにかく無事に会える事ができたので、さっそく歌舞伎座へ向かいます。

夜の部は16:30~開演なのですが、私が新宿で16時まで仕事だった為、歌舞伎座に入ったのが16:45分。幕の間は席につけないだろうから売店やパンフをゆっくり見ようかと思っていたら、案内係の人が席まで連れて行ってくれちゃいました。しかし、ストーリーを把握していなかった為、正直あまり分からず(笑)とりあえず衣装や歌舞伎座の内装、席割りや舞台の作りを見渡してみます。

1幕終って、母に「いきなり入っちゃったから分からなかったでしょう?」と聞いたら『人数と飾りのマーク数えてた』ですって。あらすじを説明して、2幕目は≪口上≫松本幸四郎さんをはじめとする皆様のご挨拶。こちらは15分ほどで終わり、その後の休憩が30分あるので、場内でお弁当を買って食べました。

3幕目はちょっと長くて1時間半近い公演です。熊谷直実のお話だったんだけれども、ご飯食べた後ということもあり・・・寝てしまいました。いや、全部寝ていたわけじゃないですよ。途中うとうと・・三味線の響きがまた心地よくて(笑)無礼者ですいません。

さて目を覚ますべく冷たい飲み物を飲んで4幕目にのぞみます。すると華やかなセットの中、染五郎さんがしなやかに舞い始めます。お囃子も後ろにずらーっと並び、三味線や鼓も迫力満点。とても男性とは思えない美しい身のこなしで、まさに魅了されるとはこの事かと思いました。その後も迫力のある舞や、小さな子供の可愛らしい舞が続きます。全て「よく出来るな~」と関心するものばかりで、まず第1に体力がないと出来ない世界ですね。とてもとても素晴らしかったです。

能や浄瑠璃より言っている事はわかるけど、やはり独特な語り口は若干眠りを誘います・・イヤホンガイドで説明を聞きながら観れば、より世界観が味わえてよいのかなと思いますね。そんな物語や世界観なんてわかりませ~んという方も、舞だけだったら単純に楽しめるのではないかな?歌舞伎というと敷居が高いようなイメージがありますが、1幕見席というお手ごろなチケットもあるので、気軽な気持ちで足を運ぶことをお勧めします。

初めての歌舞伎・・詳しい事はわからないけれど、うたや演奏、立ち居振る舞いなどを目の前で楽しむことができ、よい勉強になりました。あまり構えず、とにかくまず芸能に触れるというのは楽しい事だと実感した1日でした。
コメント (2)
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