後期からN大で、T先生のドイツ文化特講Ⅱの話を聴いています。ドイツの大道芸がメイン・テーマですが、まず、ピーター・ブリューゲルの”感謝祭と四旬節の戦い”の読み解き。200余りの寓話がここには描かれていてそれを解き明かす。とても面白かった。画面左側には感謝祭の人々の愚かしくも自由奔放な生活、右側は四旬節の禁欲的な生活が描かれています。ブリューゲルの絵「子供の遊戯」「バベルの塔」「雪中の狩人」「農民の婚宴」などはウイーンの美術史美術館で見た事がある。どれも彼の絵には寓意的表現があり、一人では難しいけれど、皆で解いていく…楽しい事です。