楕円形の陶器を飾るキャビネット。宮殿の中でも最もダイナミックな部屋の一つです。45の台座はラインにアレンジされ本物の滝のような動きのある波のカーブが、真ん中にリンクして日本や中国の焼き物を持ち上げている(ルンダーレ宮殿ガイドブックよりuponwater訳、解ります?)…という素晴らしいデザインです。(地震があったら大変!)
宮殿の真ん中にある。左右の(写真では半分ほど見える)陶製のストーブは1740年製。同じものをロシアで見たことがある。昔の人は身長が低かったと何時も思う。ベットが小さい。床は寄木細工、勿論見学者は靴の上からカバーを履いています。写真も1ラッツ(180円)払って許可を得ました。
ロシアの女帝アンナ(1693-1740)に愛されたビロン公の夏の宮殿として建てられたバロック様式の豪華な宮殿で1768年に完成した。バルトのヴェルサイユと呼ばれているそうですが、外観は地味だが内部はサンクト・ぺテルブルグのエカテリーナ宮殿を小さくした感じです。第一次世界大戦ではドイツ軍が病院や司令官のオフイスとした。主な被害は1919年のラトヴィアに荒れ狂った国内戦争の時で、その後農地改革により1920年新しいラトヴィア政府が最後のオーナーからルンダーレ宮殿を奪い取った…と宮殿のガイドブックに書いてある。そして、第二次世界大戦では幸運にもダメージを受けなかったそうです。