昨年7月横浜美術館での”プーシキン美術館展”はとても癒され良かった。2010年にモスクワでプーシキン美術館へは行ったはずなのに数点しか覚えがなく、やはり旅の途中の美術館訪問は疑問であることがよく解る。朝日新聞がプーシキン美術展開催前に月に2枚ずつ珠玉の絵を選んで配布していた。このたび24枚が揃いファイルを購入し美しい癒しの一冊が出来上ったと言うわけです。ゴッホの”医師レーの肖像”やドガの”バレエの稽古”もあるけれど表紙のルノワールの”ジャンヌ・サマリーの肖像”が美しく愛らしくて一番でしょう。ロシアが憧れたフランス絵画、今にして身近に接することが出来なんと幸いな事…。