知的で穏やかで笑顔が優しい現地ガイド、ベルベル人のムハンマドさん。民族衣装ジュラバが長身に似合い素敵です。彼はモロッコの南部大西洋に面したアガディール出身で英語でのガイドです。日本で日本語を勉強したいと言っている。後方に見えるミナレットは1195年にモスク建築が着工されたが中断。現在はミナレットとしての役割もしていないが、44メートルの高さがありイスラム建築の傑作として保存されていると言う。ムハンマド五世の霊廟と同じ敷地にある。
第二次世界大戦後の1956年フランスからモロッコの独立を勝ち取ったムハンマド五世の霊廟。1973年に完成したそうです。(新しい物はあまり興味がないが)陽光に輝く細かなアラビック模様は美しく、壁面の白と屋根のグリーンがとても上品です。赤い兵服の兵士が入り口を護っているが写真は霊廟内も撮って良い。何故か意外とゆるいですね。
極普通のヨーロピアン・スタイルでしょ?嬉しいけれど当たり前で面白くない…と贅沢を言っています。この後タジン、タジンに苦しめられるのです。勿論ソーセージ、ハムと思しきものはチキンか牛。欠けてしまったが右上の桃のジュースが素朴でフレッシュで美味しかった。(日本の手のかけ過ぎの桃の味ではない)