スープで炊いたご飯と棒棒鶏です。鶏のお腹に詰めた人参と玉葱を刻んで入れスープで炊いたご飯は白醤油で味をつけました。和風の鶏スープの炊き込みご飯と言うところ。鰹節や昆布からとった出汁とはまた違って洋風の感じもするけれど、上品な優しい穏やかな味の炊き込みご飯です。ムール貝やあさり、海老などを入れればあっさりパエーリャになりそう。でも西洋のシーズニングは一種も使っていないから(胡椒もね)やはり和風ですね。棒棒鶏は鶏肉がとてもしっとりしていて思いのほか美味しい。ブロックのお肉でなく”丸ごと”と言う事はこのような事なのでしょう。
クリスマスでもないのに…?。少々グロテスクですが鶏のお腹に玉葱と人参を詰めて圧力釜で5分あっと言う間に茹であがるホール・チキン。オーブンで焼くとなると手間がかかる。Mさんは発想が素晴らしい。ひたひたの水で鶏丸ごとを圧力釜で茹でちゃう。お腹の中の人参、玉葱を細かく切ってそのスープでご飯を炊く。お肉は骨から剥がして棒棒鶏とかサラダのトッピング、パンに挟んだりといろいろに使う。最後の骨はまだ肉片がついているので、これは鍋物にして再度出汁をとる。さすがMさん最後まで食べつくすのです。本当に凄い!私も遊び半分やって見た。鶏は岩手県盛岡の”ときめきファーム”製1㎏の小型を市内のお肉屋で700円で手に入れました。コストパフォーマンスが立派でしょ?賢い彼女は益々お金持ちにな~るのであ~る。