製本教室のお一人が花や野草の天ぷらが大好きで、よく揚げて食べると言っていた。アロエの花の全体が蕾の時、天ぷらにするそうです。赤い色も鮮やかなアロエの花の蕾、我が家の庭で発見。早速天ぷらにして見ました。勿論外はカリカリ、中は、アロエ特有のねっとり感があり美味しかった。全く苦くないしアロエだから体に良いかも…。
司修著「本の魔法」(白水社)を読んだ。昨年、大仏次郎賞を受賞した。画家で装丁家、作家である彼が手がけた装丁の裏側の作家とのドラマを書いています。「ページを開く前の書物が、すでに湧き上がる泉のような言葉を溢れさせている」と江藤淳も書いているように渡された本の中身を理解するばかりでなく、舞台となった土地を訪ねたり、著者との深い交流から生き方に影響を受け、そこから装丁が出来上がると著者は言っています。読書をする時その本の装丁にも考えをめぐらせる習慣をつけたいと思った。ところで、この「本の魔法」の表紙、本の写真が小さすぎてはっきり見えない。四冊ぐらいを載せて後は本の中で見せて欲しかった。
婿殿の家から頂いて来ました珍しい焼き菓子”ベラベッカ”。初めてお目にかかりました。何種類ものスパイスの香りも高く、キルッシュにつけ熟成させたドライフルーツがぎっしりと詰まっています。フランス、アルザス地方の伝統の焼き菓子だそうです。ドイツのクリスマス菓子シュトーレンと同じで、アルザス地方のクリスマス菓子らしい。”白ワインやシャンパンでどうぞ”と書いてあります。う~ん素晴らしい!おしゃれェ…。
シャンパン、ルイナールの壜に蘭の切花を入れてみました。素敵でしょ?シャンパン、ルイナールはベネディクト派修道会の高僧ドン・ティエリー・ルイナールにより1729年創業の一番古いシャンパンュ・メゾンだそうです。ロゼの軟らかい優しい味に魅せられた。18世紀の雰囲気の漂う壜の形は夢が広がる。
娘が六本木ヒルズのジョエル・ロブションでパンを買ってきました。どれも味がおしゃれで田舎者にとっては都会だなあ…と感心します。手前は大根のスライスにトリュフののったホカッチャ、トリュフの香りいっぱい、ベイクされた大根のスライスが不思議な食感で美味しかった。右上は焼き栗入りのライ麦パン、左上はグリュエールワインを生地の味付けに使ったスパイシーなパン、とてもおしゃれ。ランチに紅茶(ハロッズのジョージアン・レストラン・ブレンド)で至福のひとときです。
恒例のお節です。変わったものを…と思いつつ、なかなか出来ません。変わったお雑煮に来年こそは挑戦します。娘の持参のドン・ぺリ二オン1996年のヴィンテージもので乾杯しました。やはりシャンパンは美味しい。辛口で爽やかすっきりだが、存在感は立派にある。シャンパンの王者ドン・ペリですものね。私はロゼの方が…なよなよしくて優しくてよかった。穏やかなお天気で良い1012年を迎えられた事に感謝しています。今年もブログの営みが上手くいきますように…。
明けましておめでとうございます。今年もMrs uponwaterのブログをどうぞよろしくお願い申しあげます。松飾はハンドメイド。稲穂は昨年の九月、落穂拾いをして来ました。庭に千両がなくて万両がたくさん、万両の方がいいかナ…と思ってね。製本教室の余りの和紙と金糸銀糸で飾ってみました。昨年も同じようでしたが…多分数年はおなじでしょう。