イギリスはいよいよEU離脱を眼の前にしている。英国の多くの特異な伝統を守るためにも妥当だと単純に私は思う。マーガレット・サッチャーの半生がテレビで放映された。かつてシアターで観たが、台風の後どんよりと曇った今日はとても悲しかった。丁度私たちが二年半のイギリス滞在を終えようとしている頃、1979年彼女は華々しく英国首相の座に着いたのです。1982年のフォークランド紛争は苦境を乗り越えてイギリスの勝利となった。しかしその後IRAのテロに巻き込まれ鉄の女も大変だった。リタイア後は認知症になり夫を失い”アイアン・レディ”さえもこんなに悲しい晩年であった事、泣けて泣けて仕方がなかった。考えてみると人間はホモサピエンスの名の下、なまじ知性や叡智を持たされているから悲しくも苦しくもなる…深く落ち込んだひとときでした。メリル・ストリープの知的な美しさに救われた。
数週間前から奥歯の上下が2,3本お湯でも水でも沁みて虫歯だったら大変と近くの歯科医院へ行った。A歯科は若い先生。まず保険診療外のレザー治療の説明パンフレットを見せられた。そして”虫歯になっているからこの治療を”と言い一回に一万円と言う。今まで保険外診療なんて受けた事が無い。驚いてしまった。考えてくる事にして、スタッフの”頑張りましょう”の変な励ましの言葉を後にして医院を出た。
どうしても納得が行かないのでお友達に話し勧められて行ったのがB歯科医院。虫歯なんて全く無く歯茎が痩せて来ているので”沁みる”のだと言う。B先生のポリシーは”出来るだけ歯を削らず、神経は取らず生まれ持った歯の寿命を長くする”と言い高濃度フッ素配合の”シュミテクト”で改善を…と試供品をくださった。”まだ全部自分の歯なのだから上手に付き合って行きましょう”と。
この違いは一体何でしょう!!。A先生の黒い腹を見てしまいA医院の前を通るのも恐ろしくて嫌になった。まだまだ騙されませんよ!。悲しい思いをしたけれどB先生に救われホッとしています。
どうしても納得が行かないのでお友達に話し勧められて行ったのがB歯科医院。虫歯なんて全く無く歯茎が痩せて来ているので”沁みる”のだと言う。B先生のポリシーは”出来るだけ歯を削らず、神経は取らず生まれ持った歯の寿命を長くする”と言い高濃度フッ素配合の”シュミテクト”で改善を…と試供品をくださった。”まだ全部自分の歯なのだから上手に付き合って行きましょう”と。
この違いは一体何でしょう!!。A先生の黒い腹を見てしまいA医院の前を通るのも恐ろしくて嫌になった。まだまだ騙されませんよ!。悲しい思いをしたけれどB先生に救われホッとしています。
まさか…と思っていたら”ごめんなさい”になった。彼らの粘りの強さと体当たりそしてペナルティを与えない注意深さ、凄かったですね。ばあさんもブログに記録せねばと強く思った次第。ワールドカップが日本で開かれるまで危ないスポーツだと感じながらも我が第二の故郷(図々しいかな?)発祥の地のスポーツと興味はちょっぴりあった。屈強の男たちが遮二無二ぶつかりボールの奪い合い、しかし繊細な配慮がなされている、やっぱり紳士の国のスポーツと回数を重ねるごとに深く感じ入りました。台風で被災された方たちにも勇気を与えたでしょうし気持の萎えているばあさんも気力を貰った。”為せば成る、為さねば成らぬ何事も”ですね。また海外メディアのコメントは優しくて嬉しい。スコットランドの花”あざみ”は夫が好きな花だった。夫がいたら、いたら…泣きたくなるゥゥ。
台風対策を万全(?)にしてじっと一夜を過ごしたが上海テニスマスターズ準決勝を見ていた。ジョコヴィッチもフェデラーも今回はもう消えたそうで、何時も同じ顔ぶれに飽きた何て言うと怒られちゃうかな。若手の躍進で面白い。錦織圭も大変になるぞ、頑張れ!
長野や関東東北の被害が多く驚いています。幸い当地では風雨が強い2時間ぐらいそれでも息をこらして過ぎ去るのを祈っていましたが、テニスを見ながら…ね。今朝はウォーキングで台風の置き土産を拾ってきた。少し暑いけれど真っ青な秋晴れの空、今日は近所の小さな鎮守の秋祭りで景気よく花火が揚がっています。
長野や関東東北の被害が多く驚いています。幸い当地では風雨が強い2時間ぐらいそれでも息をこらして過ぎ去るのを祈っていましたが、テニスを見ながら…ね。今朝はウォーキングで台風の置き土産を拾ってきた。少し暑いけれど真っ青な秋晴れの空、今日は近所の小さな鎮守の秋祭りで景気よく花火が揚がっています。
孫娘の可愛い7歳頃の写真が見つかった。そのすぐ後彼女はロンドンに一年移住しいろいろ経験し10年が過ぎました。そしてこの春大学一年生、学園生活を謳歌しています。簡単な屏風写真立てを作ってプレゼントしました。製本のお教室でこんな事も教えて貰えるんですよ。
自治体からガーゼの可愛いイラストが描かれた”防災てぬぐい”が配られました。供えて置きたい物やあると便利な物など良く解るイラストが温かみがある。このガーゼてぬぐいはマスクや包帯は勿論、水に濡らしてかぶる、存在を示す旗やのぼりにも使える…と。イラストが可愛くて使えない。使う時が無いほうがいいのですが。私の防災準備は”水”のみ。だってもう何時どんなになってもいいのですもの。
大好きな卵の事がまるごと解る本。健診でコレステロール値が少し高いのですが海老や蟹をたくさん食べている訳ではありません。卵が大好きなのです。古事記には”天の岩戸”の話に”長鳴鳥”とあるのは鶏の事で古代から卵は食べられていた。また吉良邸へ討ち入りの当日、大石内蔵助の親友が生卵を激励のため贈ったと言う記録もあるそうです。
卵は産卵後すぐに細菌の増殖が始まるが日本では”衛生管理要綱 ”による殺菌剤で洗浄管理され賞味期限内なら生食可能と言う。生命維持にはコレステロールは不可欠で胎児期や乳児期の脳神経系の発達や細胞形成には必須で、大人でも不安神経症、パニック障害、うつ病、脳出血更に癌を誘発しやすくなる傾向が見られる…そうなると私が一日2個ぐらい食べたいと思ってもいいのかなあと嬉しくなります。誤解されていると著者は言います。また卵は老化を引き起こす炎症を抑制すると言う事を証明した試験結果もあると言います。従って2型糖尿病(2型とは?)のリスクも低減させる。何か私にとって嬉しい事ばかり。子どもの頃父が庭で十数羽の鶏を育ていた。温かい卵を手にしたあの感触は今でも思い出す。
卵は産卵後すぐに細菌の増殖が始まるが日本では”衛生管理要綱 ”による殺菌剤で洗浄管理され賞味期限内なら生食可能と言う。生命維持にはコレステロールは不可欠で胎児期や乳児期の脳神経系の発達や細胞形成には必須で、大人でも不安神経症、パニック障害、うつ病、脳出血更に癌を誘発しやすくなる傾向が見られる…そうなると私が一日2個ぐらい食べたいと思ってもいいのかなあと嬉しくなります。誤解されていると著者は言います。また卵は老化を引き起こす炎症を抑制すると言う事を証明した試験結果もあると言います。従って2型糖尿病(2型とは?)のリスクも低減させる。何か私にとって嬉しい事ばかり。子どもの頃父が庭で十数羽の鶏を育ていた。温かい卵を手にしたあの感触は今でも思い出す。
高血圧の人の減塩料理はたくさん紹介されています。減塩をしなくてもカリュウムを摂取すると塩は小水と共に体外へ排出されるそうです。昨日テレビでその味噌汁を紹介していたので如何しても作りたくなって作って見た。だってあのアボガドを味噌汁の実にするんですよ。私は冬瓜、豆腐、わかめにアボガドそしてブロッコリー・スプラウトを入れた。冬瓜だけがテレビとはイレギュラーで私流。白味噌を使いなさいと言っていました。強いて言えばアボガドはちょっと苦味のある里芋のような感じ。やはりサラダかわさび醤油で食べるのが一番美味しいかなあ。何で味噌汁にアボガドか聞き逃した。やはりカリュウムが一個に720㎎もあるんですね。
ついに4巻で俳人、詩人の二人姉妹の優しい穏かな再訳の源氏物語が上梓された。第1巻から美しく何ら違和感のないカタカナ入りまた英語そのままの表現は物語を解り易く運び、ずっと挫折していた源氏物語を読破した思いがします。識者は宇治十帖が最も重要な所と言っているが、光源氏が亡くなってからは、そうです光が消え失せ華やかさは無く高揚感がなくなる。何故中途半端な宇治十帖が書かれたか、読み手の想像に投げかけたと言う識者もいます。華やかな宮廷物語が宇治十帖では現代の社会に通ずる理念もあると考える人もいる。素人の私はやはり宇治十帖は要らない、華やかなまま終って欲しかったなんて考える。それにしてもアーサー・ウエリーは日本へ来た事もないのにこれだけの物語を的確に翻訳した事に驚いてしまう。多くの外国の文化人がこれに触発され日本に憧れたと言う。
終わりに姉妹の丁寧な思慮深い再訳に敬意と拍手を贈りたい。表紙はクリムトの"The Virgins"。
終わりに姉妹の丁寧な思慮深い再訳に敬意と拍手を贈りたい。表紙はクリムトの"The Virgins"。