”三蜜”をしないように警告されて、ジムは閉鎖となり、英会話はオン・ラインレッスン、お友達とのお喋りもご法度となり、電話では相手の時間なども考えなければならず、孤独に日々過ごしている。長女の朝のコールの定期便が唯一癒されるひとときです。質の良い睡眠を得るために”セルト二ン”を増やす、日光にも当たらないとと、裏山へ一時間歩いてきました。帰り路嬉しい収穫があった。きゃらぶきの佃煮は大好き。JA朝市でも出ているがお高い。早速お酒とみりんをふんだんに使って炊きました。
イタリアの全盲のテノール歌手アンドレア・ボチェッリが復活祭の日イタリア、ミラノのドゥーモの前で神に祈るかのように”アヴェ・マリア”や”アメージング・グレイス”を歌って、世界に”希望”を…と言うニュースが流れた。彼のテノールは素晴らしい。2000年には来日もしているが私はCDをよく聴いていた。随分お歳を召したが声は相変わらず張りがあり、健在な姿を拝見し嬉しく思ったものです。
今年は4月12日がイースター、復活祭だったのですね。教会での祈りはできないので司祭はインターネットやテレビを通してお説教を流した。去年のイースターにはアメリカのジェーミーが私の英会話の先生だったが、ビザの関係で帰国してしまった。日本の文化にはとても興味を持っていて、”Jurnal”に自分の知らないことが書かれているとよく調べて、探求心があった。私のようなaged personには特に心を配って下さりアメリカ人らしからぬ繊細な心の持ち主で私は彼女と心の底から通じ合えてとても嬉しかった。彼女と別れて残念で、寂しくてたまらない。ジェーミー手作りのイースター・エッグです。冷凍にして懐かしんでいます。”神様、仏様どうぞコロナ・ウイルスから私たちをお守りください。”
スパゲッティはいつもランチに食べているが、コロナに乗じて今日は夕食のメニューとなりました。好きな合鴨のスモークがあったので夕べ茹でてあった菜の花とのスパゲッティ。菜の花が生なら、鮮やかな緑と合鴨の赤できれいな一皿になったのに。ソースはアンチョビ入りトマトソース…市販だがこれが深い旨味があって買いだめしてある。夕食ですからプラスワインです。フランスはブドウ畑が世界遺産になっているサンテ・ミリオンで買ったバカラのグラス。旅を思い出して貧相な夕食でも楽しめた…と言うわけ。
社会は大変な時期を過ごしている。しかし季節は確実に移ろい慰められるものです。今日は二十四節気の一つ”清明”春分後15日目、万物がすがすがしく明るく美しい頃…という訳です。我が家のフリージャが爛漫と咲き誇り、ミツバチが忙しくやって来ます。がそろそろ終盤に…。雑草を抜いてもっと手を入れればと思うがままならない。”花が咲くと可愛がる(勝手だと)”夫はよく私を非難した…懐かしい。私にとってこの世界に夫に代わるものは何もない!。
友達とのお喋り会もままならず、普段作ってみたいけれど時間がなくて、できない料理に挑戦する日々を過ごしています。新聞からのレシピです。切干大根を戻し炒めて醤油とコチュジャンで味をつけ、みじん切りの葱入り卵焼きで包む。切干大根は自家製です。大根を友達に頂いたので切干にしました。カンカン照りの日二日間できれいな切干大根ができた。この切干大根がシャキシャキして、オムレツと絶妙です。コチュジャンも変わっていて面白い。だだしレシピ通りの塩や醤油は多すぎて本来の切干大根の甘さが消えてしまった。塩っぱいのはごめんです。もう一度自分の味に挑戦したい。