受付して作務衣のようになっている検査着に着替え、身長・体重・血圧・心電測定後、医師による問診 ( またまた女医さんだ😄 )。
その時来院していたのは100% JKとDKだ。( つまり女子高齢者と男子高齢者ね )
待つことしばし、検査室へ案内されるとなんと内装工事中で、職人がノコギリを振るい、電気のケーブルが引き回されている真っ最中。
二つあるMRI装置のうち一つは外装がされていず、武骨なメカが剥き出しでチョッとカッチョいい。
あの中に入るんだと思うと、SFチックでワクワクする。
稼働している部屋の中にはモニターが並び、さながら研究施設のよう。
内装が終わっている部屋の中には、ちゃんと外装をまとったMRI装置が鎮座ましまし、ゴコン、ゴコンと稼働音を立てている。
今回は腎臓ちゃんへ影響が及ばないように造影剤は使わず、そのままベッドへ仰向けに横たわるとベルトで身体を固定され、心臓の位置に板をあてられギュッとそれも固定される。
腕には血圧計のカフが巻かれ、ナースコールのボタンを握らされ、ヘッドホンで耳を覆われrた。
そうやって身動きできなくされ、ベッドはMRI装置の穴の中に入っていく。
拘束されて狭い穴の中に入れられるなんて、閉所恐怖症の人には耐えられないだろう。
今地震でも起こったら⁉️ という一抹の不安を遮るように技師の声がヘッドホンを通じて聞こえる。
30分余りその状態で、息を止めたり吐いたりを指示されるままに繰り返すが、時おりX星人の光線銃みたいなピヨヨヨ~ンという音がしたりする他はゴコン、ゴコンという機械音が続くだけで退屈だ。
機械の中は明かりが灯り、顔のあたりに涼しい風が当たっていてだんだん眠気が襲ってくる。
だが寝てはいい画像が撮れないと注意を受けているので、目を動かせる範囲の数十センチ四方のつるんとした内部を頑張って観察していた。
どれだけ息を止めたり吐いたりしたろうか、胸の上に乗っている板が締め付けられて少し痛い。
ヘッドホンから技師の声が終了を告げ、ベッドはスライドして穴を出た。
着替えて間も無く、女医から呼ばれて診察室に入り自分の心臓の3D画像とご対面。
上下左右、あらゆる角度からリアルな心臓ちゃんを見ることができ、大動脈や冠動脈もハッキリと映し出されている。
女医さんによると、外観上は特に問題はないが、やはり心筋が肥大して血液を送るポンプ機能が低下しているとのこと。
詳しくは27日にどすこい病院の循環器科で診断が下されるが、今すぐ危険な状態とかではないので一安心。
また運動は続けていくことが必要だが、どこまで運動強度を上げてもいいのか、自分のMAXの心拍数はどれくらいなのか、そういうこともきちんと把握しなくてはならない。
ま、気持ちいいと感じる走りなら問題ないだろう。
しかしSF映画、最近では「プロメテウス」で登場した自動診断・治療・手術をする装置なんて、まだまだ遥か先の話しなんだと実感した今回のMRI体験であった。
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