朝も早よから、まいどお馴染みの「隅田川下RUN歩き」で浅草へ。
昨夜の寒さは、お陽様のおかげでだいぶ和らいだものの、風はまだまだ冷たく、桜は8分咲きといったところ。
なんでも、「空の樹」が昨日とうとう東京タワーの高さを抜いて、日本一になったてぇことらしく、それじゃぁオヤジもそれにあやかってということで、床屋「よしだ」の店長「シゲちゃん」に、
「山の上でも電波が届くような、とんがった頭にしてくれ」
とお題を出して刈ってもらった。
朝一のお客で、「シゲちゃん」二日酔いもなく張り切って、両手に “ペッ、ペッ” と唾をつけ (あ、「バーバーくん」じゃないからそれはないか)、オヤジのジャガイモみたいな頭をどう料理しようかと、口でチョキチョキといいながらためつすがめつ(これは「バーバーくん」ゆずりね)、とうとう反省期を過ぎて初のモヒカン的なとんがった頭にしてくれた
まあ、「はなわ」ほどにはとんがってはいないが、なかなか「ワルイヒト」、じゃなくて、「ワイルド」な感じに仕上がった。
しかしここまでキメると、帽子やバンダナで隠すのはもったいないし、髪を洗ったらセットに大変じゃないかと言ったら、
「大丈夫ですよ。誰でもパパッとセットできるようにカットしてますから」
などと自信たっぷりに言う。
フン、さすがここ30年来で一番巧い男だと、ベロベロに酔っぱらった社長に言わしめただけのことはあるな。
さっぱりととんがった頭を寒風にさらして、ふたたび隅田川へ出て歩き出すと、大勢の人で隅田公園はごったがえし、水上バスも超満員で、朝にはなかった陣取りのシートの上では、宴会まっただ中のグループもちらほら。
桜とともに「空の樹」の写真を撮る人々も多くいたが、そんな中、「空の樹」とは違う方向にカメラを構えてる一団がいた。
何を撮っているのかと、その方角を見れば、「ウンコビル」、あっ、失礼のとなりの「アサヒビールタワー」の琥珀色のガラスの一面に、みごとに「空の樹」が映っているではないか
おお、素晴らしい
何度もここを通っているのに、まるで気がつかなかったぜぃ。
と、い・う・こ・と・は・で・す・よ 「アサヒビールタワー」の21階か22階のレストランか展望喫茶に行けば、遮るもののない真っ正面に「空の樹」を見ながら、美味い生ビールが飲めるってことじゃぁないっすか
いゃぁ、気がつかなかった。
今度ぜったい行ってやろう
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