これは十二指腸や小腸上部からモチリンが分泌されて、お腹が空になって受け入れ準備OKの合図。
このグーッがないのに習慣だからと食べ物を入れてしまうと、腸が「やめてチョー !! 」となって、便秘やお肌の荒れや身体が不調になっちゃったりする。
そのモチリンが盛大に鳴いていたのは昨日までで、禁酒7日目の朝はもう諦めたかのように弱々しい悲鳴のようになった。
もちろん禁酒だけでモチリンが悲鳴を上げたわけじゃない、一昨日の夜からファスティングを開始して、まる2日間何も固形物は口に入れていないからだ。
降圧剤を自主的に飲むのを止めて、今日で22日目。
一時は上が190まで上がったが、先週半ばぐらいから150前後に下がってきた。
朝晩飲んでいるミミズと梅エキスがようやく作用してきたのか ?
それでも下はずっと100を切らないままだ。
そこで、頃合いとばかりにファスティングを開始したのだ。
塩分どころかタンパク質も脂質も糖質も極力摂らないで、有酸素運動と軽い筋トレは続けることで身体がどう変化するか、ハイパーテンションにどう作用するのか、自らの身体で人体実験第3弾だ。
今回は酵素液などは準備せず、朝晩のミミズと梅エキスとヤクルト、塩分0のトマトジュース、林檎の搾り汁ぐらいと、命の水のみ。
やっぱり水は飲まないと死んじゃうから、こまめな水分補給は必要だ。
7日間お酒を飲まないからといって特に変化はないが、食事を控え食べなくなると、やはり腸が快腸だ。
とくに強烈な空腹感もなく、誘惑にも心動かされず、今のところ順調。
土手を走って、ようやく今月50㎞を突破した。
このタイミングでファスティングを始めたのは、ハイパーテンションのためばかりではなく、月末にハーフマラソンを走り切るためだ。
普段から10㎞程度は走ってはいるが、ハーフの大会となると1年半ほどご無沙汰で、記録なんて狙うべくもないけれど、ただ気持ちよく走りきりたいという思いだけ。
去年のダメダメな「東京マラソン」の1ヶ月後の「京都マラソン」を走りきるために本格的にファスティングをして、雨や寒さに祟られたものの4時間半ほどでゴールできたのはそのおかげだという体験があるから、ハーフといえども万全を期すためのエクササイズなのだ。
あと1日、金曜日まで頑張って土曜日からゆるやかに復食して、水曜日の定期検診に望む。
そこで数値がどうであろうとオタオタするもんか !!
科学合成されたクスリなんか飲まないんだよ、SAY YES~~~~!!
まあ、なんでもない人からみたらオバカなことだと思う。
人間その立場にならないとわからない事は多いからね。
それでも、いくら健康に気をつかっていても、避けられないことが人生にはある。
それは、「死」。
毎日健康に気をつけていて、無事1日過ごせたということは、1歩、「死」に向かって前進したということだし、健康に暮そうが捨て鉢な生き方をしようが、1日を生き延びたという事は、1歩、墓場に近づいたということ。
どのみち死んでいくのに、健康になるために、きれいになるために、鵜の目鷹の目で何かを求めている。
そんなパラドックスを気にせずに生きているけれど、我が身に降り掛かった身近な「死」の気配を感じた時、嘆き悲しみ絶望するのか、従容として受け入れ立ち向かうのかで人間の器がわかるんだろうね。
このオヤジの場合は、楽しい悪あがきとでも言っておこうか。
ファスティング明けのビールは、旨いだろうな
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mogmas
8マン
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