3月に入ってから毎日何かと予定が入っていたが、本日は全く何もなし。
ならば映画に行こうと調べてみた。
考えてみたら「ゴジラ-1.0」のモノクロ版以来劇場へ足を運んでいなかったけれど「デューン 砂の惑星PART2」は時間が合わず、結局というかやっぱりというか「ゴジラ-1.0」GO/ON版を観ることにした。
GO/ON=轟音THEATERとは、音圧を体で受け止めるような重低音を響かせる「アイソバリック方式」という「スピーカーユニットを向かい合わせで駆動させることで通常の1.5倍~2倍のパワーを発揮する」サブウーハーを左右に2対づつ計4対スクリーンの前に配置し、髪の毛がフワッと浮き上がるほどの空気振動で場内を「轟音」で満たすというものだ。
これまでも映画の音響システムは様々に進化してきたけれど、この「轟音THEATER」を導入しているのは全国で8劇場で、TOHOシネマズ 上野は東京では池袋、立川立飛に続き3劇場目だそうな。
「山崎貴」監督が日本人として初、1968年の「2001年宇宙の旅」で受賞した「スタンリー・キューブリック」監督以来55年ぶり史上2人目の監督としてのアカデミー賞視覚効果賞受賞というニュースが報じられたせいか、昨年11月に公開されたロングランの「怪獣映画」としてはかつてないほど老若男女とても観客が多い。
このオヤジのすぐ前でスクリーン8へ向かうエスカレーターに乗った、杖をついて介助をされた老婆(推定年齢80歳)はもし観たとして1954年の初ゴジ以来だと思われ、日頃からイヤというほどゴジラのウンチクを聞かせているかあちゃんだってゴジラをロードショーで2回も観るなんてことはあり得ない事だ。
C列の中央からやや右寄り、サブウーハーのほぼ真ん前の席に陣取り、5回目になる「-1.0」始まり始まり。
ドスンドスン、ズゴゴゴ〜、グワーン!!
これはもはや「西武園ゆうえんち」の「ゴジラ・ザ・ライド」か‼️
顔面に圧を感じる重低音、ゴジラの口吻をかすめて「震電」が飛びすさると髪の毛がフワッとするくらいの臨場感、そしてクライマックスの静寂、9割ほど埋まっている観客が息を飲む静寂が際立つ。
かあちゃん他の中高年の泣き所はやはり「神木」くんと「浜辺美波」ちゃんと子役の「あきこ」の「芝居」で、オヤジの泣き所もやっぱり銀座を蹂躙するゴジラにかぶる「ゴジラの恐怖」から「マハラ・モスラ」(モスラ対ゴジラ)へ移行してゆくところと、「海神作戦」のゴジラのテーマ曲からの「巨大なる魔神」(キングコング対ゴジラ)だ。
ガッツリのゴジラファンにはこの選曲・アレンジが不満の方もおられようが、オヤジ的には作曲の「佐藤直紀」さんやってくれたなぁと感涙なのだ。
インファント島とファロ島の原住民も大喜びであろう、白目を剥いて放射熱線を身体から発散して崩壊してゆく「-1.0」への鎮魂である。
この時代設定で超絶兵器なしで日本人がゴジラを倒したのは「ゴジラの逆襲」以来ではないか?
「山崎貴」監督いいところに目をつけた、我慢できずに「ピットロード」の1/700のプラモを買ってしまったぞ。
ちっちゃいけれど「震電」が2機あるから、コイツと合わせたらクライマックスのシーンができちゃいそうだ。
う〜ん、時間がいくらあっても足りんわい‼️
ちっちゃいけれど「震電」が2機あるから、コイツと合わせたらクライマックスのシーンができちゃいそうだ。
う〜ん、時間がいくらあっても足りんわい‼️