午前中から手術着に着替えて( パンツはまだはいている ) 点滴に繋がれてスタンバッテいた。
スリッパとT字帯とバスタオルにテープで名前を記し、その時がくるのを待つ。
緊張感はなく、ただ腹がグーグー鳴く。
2時半ごろ、予想より早くナースが呼びに来た。
点滴をガラガラ押して、ナースに先導されて手術室へ向かう。
手術室に入り頭にキャップを被り、若い女の子の麻酔医から自己紹介をされ、手術室の奥へ。
今まで何度か体験した手術室の中では最も広く、清潔でスタッフも多い。
「江川達也」似の麻酔医から即され、自ら手術台に上がり説明を受ける。
右腕にカフが巻かれ、左の人差し指にも脈拍計が付けられ、言われるままに頭と膝を抱きかかえるように丸くなり、背中を剥き出しにされ、パンツを下ろされた。
若い麻酔医の女の子が、なんだか横四方固めみたいにオヤジの頭と膝を押さえ込む。
背中に麻酔の注射をされるのだが、その態勢はつまり、
痛いということに他ならないのだろう。
脊髄の周りにアルコール消毒され、やがて注射針がミシッと入ってきた。
思ったほどの痛みはなかったが、麻酔医が言った。
「今度は少し足が痺れるかもしれませんよ」
その言葉通り、次の針が入ってきた瞬間、左足にえも言われぬ衝撃が走り痺れ、思わずのけ反りかけ麻酔医の女の子に抱きとめられた。
彼女の胸に顔をうずめる感じで耐えていると、汗がタラ~ッと垂れてきた。
手術前にリクエストしたように、ボヤッと眠くなる麻酔も打たれたがまだ眠くない。
薬の効果を行き渡らせるため、手術台が左に傾いた。
オオッ😳ハイテク、手術テーマパーク
胸の前に目隠しの布がセットされ、パンツを完全に脱がされた。
医者とはいえ、若い娘がいる衆人環視の中でおっ広げの屈辱😱
羞恥心があったとしても、どうすることもアイ・キャン・ノット😫
自分の意思とは関わりなく突然落ちた😴
あとで聞いた話では、約45分ほどの手術だったそうな。
気がついた時には病室のベットに寝かされ、かあちゃんが心配そうに覗き込んでいた。
足は両脚とも動かず、指も動かせずにあたまはボンヤリしている。
何はともあれ手術中のエグい会話も聞かず、痛みも味合わずに終わったのは良かったかもしれない。
しかししっかりとT字帯はされ、管付きのオヤジにされていた。
もう今日はジョークのひとつも言う気力もなく、ただただ眠るだけだ。
が、足の痺れが無くなり動かせるようになると、もう仰向けに寝続けるのが苦痛になっってきた。
しかし上下管に繋がれている上、まだ起き上がってはいけないと注意されているので、悶々として夜を迎えるしかなかった。
腰が痛いわ、首もコリコリだし、ただただ夜明けを待つのみだが、タップリ寝てしまったからまったく眠れない。
音楽を聴く気も、本を読む気にもなれず、まんじりともせず一夜が明けた。
翌日、早い時間に管が取れ、あとは規定の点滴をこなすだけになり、シャワーも浴びることができた。
そして本日、日曜日。
朝3時半から目覚め、病院内をウロつき、自販機の熱いコーヒーを飲み、凝った首や腰をほぐすためタップリストレッチをした。
本当なら今日は「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」に行くはずだったのだ。
みんなが出かける頃合いを見計らってメールをし、予定通り会場入りしたとかあちゃんから電話をもらった。
彼らの結果は、ランナーズアップデートで追尾できる。
みんな楽しんで走ってこい👍
手術はこれで終わりではなく、あと数週間後にまた入院しなくてはならない。
しかしいつでも走り出せるよう、身体をなまらせないようにしよう。
詳しい病状は全部終わってから、情けなくも恐ろしい話しもできるだろう。
さて、順調にいけば明日退院なんだけど、まだ医者からは何も話がない。
嗚呼、はやくシャバに出たい・・・・・。
コメント一覧
mogmas
投げ子
最新の画像もっと見る
最近の「戦えハイパーテンション」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事