しびれて、しびれて、しびれちゃった夜（第17夜 2005-09-24 09:09）

　　
「Cちゃん」の旦那さんは、所謂一流企業の「スチャラカ」社員だ。
「Cちゃん」曰く、旦那は「社会的信用を得るためのツール」だそうな。
そんなことを言っても、ふたりは他人が見てバカバカしくなるほどのラブラブ夫婦なのである。

だから、1人で「Cちゃん」が飲んでいても、旦那さんは必ず後で合流する。
しかもその時すでに彼女は、赤ら顔のダメダメちゃんになっている。
彼女がしっかりしている時は（7対3の割合でCちゃんの方がダメダメちゃんである）、反対に旦那さんがダメダメのスチャラカだ。
ふたりは持ちつ持たれつのダメダメ酔っぱらいちゃんだ。

そのダメダメちゃん夫婦と、オヤジお気に入りの
「しびれ」
がある焼き肉屋さんへ行ってしまった。

「しびれ」ちゃん

お祭りの夜に行った時、お店は大繁盛で入れなかったので、そのリベンジと、旨い物好きで好奇心おう盛な「Cちゃん」夫婦の〆を飾るためである。

闇に浮かぶこのデジタル表示は、トラックがその重量を計るための台貫の表示だ。
そしてこの見るも無惨な数字は、焼肉で腹一杯になった我ら、男2人と女1人の合わせた体重なのである。

260kg ÷ 3人 ＝ 86.6kg !!!!　
ひ、ひえぇぇぇぇ・・・・・

“お前のせいだ”という、ヒリヒリした視線を相手に送り、とりあえず真夜中の体重測定を終え、Cちゃん夫婦と分かれて家路につくのであった。


お、恐ろしい・・・・。
こんなことを度々行っていては、体も壊れるってもんだ・・・。

このお気に入りの焼き肉屋さんはその後店舗を改装し、満を持してみんなで食べにいったが、「Cちゃん」は趣味のダイエット中＆牛の祟りで肉が苦手になっていたうえ、オヤジはずっと小食の節制生活になっていたので、以前ほどの感激がなかった。
何事も、ほどほどってやつがいいのよね・・・。