日常生活のすへての動きがエクササイズ・リハビリのようで、スネ、ふくらはぎ、尻っぺたの下半身が常に筋肉痛。
たぶんスネの痛みはランニング初心者によくあるシンスプリントなのだろう、まったく筋力不足なのにオーバーユースだったからふくらはぎを庇ってあちこち痛んだのだ。
小僧の入院のために慈恵医大に行った日は8㎞ほども歩いて、翌日が大雪だったから一歩も外へ出ず休めたが、その次の日に退院以来初の余丁町のクリニックへ行ってまたまた8㎞ほど歩くことになった。
道路が凍結しているので慎重に歩いて、若松河田駅から緩い上りになっている歩道で1、2度滑り、思わず力が入って足の筋肉痛が疼いた。
息切れしながらクリニックにたどり着き、看護師のおばちゃん達から「大変だったわねぇ、また痩せちゃって—」と声をかけられ採血された。
結果CRPは基準値内におさまり、腎臓の数値も良好で、免疫抑制剤の量をまた見直して次回は2週間後となった。
余丁町の交差点のところにある通称「抜弁天」正式には「厳嶋神社」には、クリニックに通うようになって約2年、一度もちゃんと詣でたことがなかったので、年も変わったことだし、己のことも小僧のこともあるし、それにまだ初詣など行っていなかったし、ちょこっと寄ってお参りすることにした。
普段は誰もいない小さな社務所に寒そうに背を丸めた巫女さんが二人、賽銭箱の前に来たオヤジとかあちゃんを見つめている。
おもむろに「投げちゃん」からいただいた「スターク・インダストリー」の小銭入れをポケットから取り出して、賽銭箱の真上でひっくり返して小銭を全部ぶちまけた。
去年の釣銭など1円から100円まで5、6百円は入っていたろう、派手な音を立てて釣銭箱に金が落ち、巫女さんの 「なんだこのオヤジ⁉️」という視線を感じながら頭をたれた。
一回やってみたかったんだよねえ、財布の中身全部ぶちまけ🤣 ま、小銭だけどさ、ご利益ご利益、ものは考えよう、年に一度のご信心。
そしてまた翌日8日の土曜日、再び若松河田駅まで通勤のように通い女子医大へ。
昨日のクリニックに引き続き採血の結果は良好で、来月には造影剤CTの検査をし体内のステントをどうするかを決めることになった。
薬がまた一つ減り、会計は無し。
腎臓移植して障害者になったことで各種の医療サービスが受けられることになり、これまでほとんどの医療機関で診察料はかからず、薬も無料、入院費もびっくりするほど安くすみ、その反面保険金はたっぷり貰えて、去年の4月から仕事を休んでいてもコロナの協力金も貰えて生活に困ることはなく、長いこと痛みで苦しんだり絶食して瘦せ衰えたりして心がくじけそうになったが、冷静に考えたらそれほど悲惨じゃないしものは考えようだ。
このコロナ禍に入退院を繰り返した挙句、今度は小僧が入院・手術という最悪な状況ではあるが、休んでいたおかげでかあちゃんが親子二人の全面サポートをすることができ、食うに困らなかったから精神的にも耐えられたし、これだってものは考えようだ。
この時期にいろんなことが重なったのは何かの配剤なのか?
悪く考えたらキリがない、最悪のことも見方を変えたら必然なのかもしれないし、ホントにものは考えようだ。
オミクロンだかネクロノミコンだか知らないがまたまた巷に感染者が急増し、もし中途半端に店を開けてたら目も当てられない状態だったろう。
普通の人は重症化しないかもというオミクロンでも、免疫抑制剤を飲んでいるオヤジは要注意だし、これから入院・手術する小僧もそれは同じ。
もう来週から小僧は作業所は休み、外出は控え極力人と会わない。
それはかあちゃんも同様、我が家は完全ステイホーム状態になる。
この状況だからそれはヘンなことじゃないだろう、むしろこのタイミングで良かったと考えた方がいいのかも、ものは考えようだ。
過去最低に体重が落ち、筋肉と体力も唖然とするほど落ちたのにも何か意味がありはしないか?
これをいい機会に丁寧に少しづつ体力と筋肉をつけていけば、また走れる体になれるのではないか?
ステイホームはいいキッカケかもしれない。
ものは考えようだ。
ムダにポジティブなくらいでいいのだ😆
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老ハイド
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