みちのくみんな旅最終日、どこへ行って何を食べよう ? と遠刈田温泉から仙台へ向かうバスの中で話し合っていると「バーバーくん」が、
「松島とか海の方へ行かなくても、海のもんが食えっとこが店の近くにあっから、そこへ行けばいいんじゃねぇの」
そんなところがあるのなら、もっと早くにおしえてくれよ👊👊
で、なんてとこ ?
「あれ、それ、なんとか市場ってとこで、金華サバの棒寿司のうめぇのがあっから、そのへんに・・・」
ぜんぜん何のこっちゃかわからない😧
相変わらず日本語がヘタクソで、テキトウな調子コキだ。
まあ行きゃぁ何とかなるだろうと、「バーバーくん」の店に着いて帰り支度をしていると彼のおかあさんとお姉ちゃんが来てくれて、つもる話しと「なんとか市場」へ連れて行ってくれるという。
それは、杜の市場といい、仙台市の中央卸売市場近くにある「場外・市民市場」のことだった。
ここには地元の農産物から鮮魚・水産加工品や物産品などがたくさんに集まり、お土産やテイクアウトの他、定食や丼物、好きな魚や貝を選んで食べられるイートイン式のお店などもあり、お昼時ともなればサラリーマンなどで賑わうのだ。
こんな素敵なところがあったのに、なんでもっと早くおしえてくれなかったんだい ‼️
美味しそうなものに目移りするが、まずは焼き牡蛎さぁ。
うんめぇ、としか言いようがない😄
すると「バーバーくん」のお父さ・・・帝王がおこしになり、なんとみんなの分の昼食をごちそうになってしまった。
いやいや、突然押し掛けた上に、またまたこのようなご好意に甘えてしまい、一同恐縮の極みでございます。
そして、このような素敵な丼から、
夢にまでみた金華サバの丼や、
抜群の鮮度のホヤの刺身などなど、
東京で食べたら目の玉飛び出るほどのごちそうを堪能させて頂きました。
お土産に牛タンと金華サバの炙りなどを買って、「バーバーくん」のお父さ・・・帝王とお別れし、お母さんにはこれまた様々なお土産を頂き、恐縮しっぱなしで仙台のみなさんと別れた。
西へ行っても東へ行っても、ほんとうにみなさんから良くして頂き、つくづく幸せだと思います。
ありがとうございました。
お互い元気で仕事をしていれば、またいつか会えると信じて、去りがたい仙台を後にして車は高速をぶっ飛ばす。
帰りの旅のお供はもう「穴と雪之丞」 !? ではなく、仙台のBook・OFFで500円で買ったDVDのうち、まずは「ロボコップ 2 」から再生。
最後尾のシートの「むっちゃん」とかあちゃんが、よくわかんなかったという間に、あぶくま洞へ到着。
涼しいというか寒いし、鍾乳洞の中はもっと冷えるので一枚はおり、バスタオルなども引っ掛け、入場券を買って洞内へ。
こんな大規模な鍾乳洞へは初めて入るが、すごいとしか言いようがない。
奇怪な鍾乳石、石柱、石筍、リムストーンが地底世界に広がり、「ジュール・ヴェルヌ」の「地底旅行」に心躍らせた少年時代が蘇る。
「横溝正史」の「八つ墓村」に出てくる「龍の顎」のようだし、
宇宙で遭遇したエイリアンの化石か妖怪か、
「H・R・ギーガー」も創造し得ない、自然が作り出した複雑怪奇な造形に圧倒される。
これを最初に発見した人は、さぞやブッとんだろうぁ。
地底探検を終えて地上に出てくると、またもや雨。
雨男は地下にいた方がいいのかもしれないが、そんなことを言っちゃ車に乗せてもらえないから、
「よろしくお願い申し上げま~す😜」
と後部席へ。
次のDVDは野郎どもお待ちかね「キル・ビル」じゃ、ヤッチマイナァ~🔪🔫😎
ベキッ‼️ブチッ‼️と骨が砕け血がしぶき、悲鳴と絶叫と銃声の中、常磐道をブッ飛ばし、またもや「むっちゃん」とかあちゃんを置いてきぼりにし、血も注射も苦手な師匠の顔をしかめさせ、「キル・ビル」が終わると、次は昭和の良い子のお待ちかね「サンダーバード 劇場版」。
お馴染みのテーマ曲に反応し、3人目のドライバー「ホリちゃん」がブッ飛ばして、千住には7時頃着いた。
雨が降っているからと、師匠がみんなの自宅を順ぐりに回ってくれてマラソンの参加賞の桃や荷物を置き、再び乗り込んで駅の近くで降ろしてもらい、千住組はカラカラの喉を潤しに、師匠は子供たちの待っている自宅へと別れた。
たっぷり楽しんだ、みんなお疲れ様🙏
また、行こう👍
仙台から持ちかえった9年物の泡盛は、瓶に移し替えた。
ご希望の方にはお出ししませう。
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