お好み夜話-Ver2

みちのくみんな旅その2 遠刈田温泉

伊達をお昼頃に出て、一路仙台へ。

今回は師匠の他に「ちち」と「ホリちゃん」も代わる代わる運転をしてくれ、まったく危なげなく安心だ。

「ちち」と「ホリちゃん」は何度か「バーバーくん」のお店に車で来たときがあるので、近くまで来ればナビ子のお世話にならなくても「ヘアーサロン comfortable 」へたどり着ける。

勝手知ったるお店の駐車場へ車を停め、裏口から侵入しようと思ったら店主に見つかってしまった😁


「ヘアーサロン comfortable 」の店主「バーバーくん」に会うのは、5月に高速バスで「ホリちゃん」と小僧の3人でカットしてもらった以来だ。

先日富士宮の「シゲちゃん」の店で短くしてもらったばかりなので、「ホリちゃん」とかあちゃんとオヤジは今回は✂️なしで、この日のために伸ばしまくった師匠と小僧のふたりがカットしてもらい、かあちゃんがみんなの汗で濡れたウエアを店の洗濯機で洗わせてもらい、その間ヒマな 「ちち」と「むっちゃん」と「ホリちゃん」とオヤジは車で、「バーバーくん」のところへ来た時はいつも立ち寄る酒屋さんへ宮城のお酒と今夜飲むお酒を買い出しに、ついでに近所のBookOFFで帰りの車中で観るDVDを選んだ。

師匠の車には子供たちのためにディズニーやジブリのDVDは用意されているのだが、今回は何度も「穴と雪之丞」⁉️😜ばかりを見せられるのは苦痛だから、行きも帰りも「ゴジラ」を観ようと思ったのだがうっかり忘れて来てしまったのだ。


買い物を済ませて戻ってくると、いいタイミングでふたりの散髪も終わり、遠刈田温泉から迎えのバスがやって来た。

乗って来た車は店の駐車場へ置き、総勢8人でバスに乗り込み温泉へ出発。

今回の宿のチョイスは全部「バーバーくん」にお任せで、1万円以下で食べ放題の温泉という条件でこの送迎付きの「さんさ亭」に決まった。

彼が言うには、お湯がいいし飯が美味しいとのことだから文句があろうハズがない。

約1時間の車中に先ずは缶ビールで乾杯、馬鹿っ話しに花を咲かせていると雨が降り出した。

道は山に入り、雨男のパワーが全開だ。

しかしもうどれだけ降ったってかまわない、後は食って飲んで風呂に入って爆睡するだけだ。


遠刈田温泉「さんさ亭」到着。

何はなくとも、さっそく風呂。

8月最後の日曜日とあって、浴室も露天もほぼ貸し切り状態👍

ここのお湯は硫酸塩・塩化物泉低張性中性高温泉、いわゆる美肌の湯だ。

宮城蔵王の山々を望み、清々しくややヒヤッとした空気が、あ~気持ちいい♨️ 極楽、極楽。

風呂上がりにまたビールで一息つき、夕食へ。

モグランポ様御一行が貸切の夕食会場に入って、まずビックリ😳

宮城蔵王の懐の温泉宿まで来て、鉄板にお目にかかろうとは思わなかった⁉️

みんな唖然としてオヤジと「バーバーくん」の顔を見るが、いやいや知らん❓このような展開になろうとは・・・。

確かにお肉もご飯も食べ放題には違いがないが、温泉宿で焼きそばなんて焼きたいわけがない。

どうなってるとはこっちが聞きたいぜ「バーバーさん」よ😧

調子コキはシラッとして酒を煽り、宿の人に焼きそばを焼いてもらい、

OFFですから、なんと言われてもコテは握らず焼かないぜ‼️という強い姿勢でいると、「チームパパ」が観念してせっせと腹をすかした子供たちに肉を焼きまくり、汗をかきまくるのであった。

パパ、ありがとう。

浴衣に肉と油とソースの匂いが染み込むなんて、ワテクシ初めてでございます~😰


予想外の夕食が終わり部屋へ戻り、飲み直し開始。

2008年から震災をくぐり抜け、「バーバーくん」の実家の床下で寝かせ仕次ぎして育てた9年物の泡盛をペットボトルに入れて持ってきてもらったものを先ず味見。

一瞬にして部屋が泡盛の香りに包まれ、酔っ払いの夜は加速する。

今夜の飲み物は泡盛の他に芋と麦の四合瓶が二本、泡盛は東京まで持って帰るから程々にして、先ずはペロッと芋を空け、ところ構わず屁をこく本家調子コキぶりに「むっちゃん」が驚き、みんなただのおバカになってくる。

グラスの中の赤い玉に注目。

これは「バーバーくん」のお父さ・・・いや帝王が育てたプチトマトで、何故それがグラスの中に沈んでいるかといえば、ツマミとして頂いた物を調子コキが、
「氷、これは赤い氷だべ 👍」
とかなんとか言って、みんなのグラスに放り込んだからだ。

プチトマトはまだ酒と喧嘩しないからいいが、さらに調子コキはイカクンをつまみ、
「このマドラーでかき混ぜたらいいべ。そのまま食ってもうめ~しさあ、ガッハッハ」
などと言い、イカクンで酒をかき混ぜるものだからたまったものではない。

「馬鹿野郎‼️生ぐせえじゃねぇか😫」

と、みんなから総スカン。

おバカな飲み会は果てし無く続くと思われたが、朝早かったせいでお眠になってきて、ポンコツオヤジは同じ話しを300回ぐらいもするようになったところでお開きになった。


まだ11時頃だったが、一瞬で爆睡。

朝まで一度も起きなかったのはいいが、寝過ごして翌朝の旅RUNが出来なかった😁

でもまあいいや、どうせ雨だし。

朝食は普通にバイキングだったが、毎度おなじみの「伊東園」よりは数段いい内容であった。

雨の中遠刈田温泉に別れを告げ、再びバスに乗り込んで仙台市内へ戻った。

予想外の夕食だったが、旅にはハプニングがつきものだしあれはあれでいい思い出だ。

あと2、3泊したいのは山々なれど、東京へ帰らにゃなるまい・・・・。

でも、まだ旅は終わらない。


次回は仙台・杜の市場と阿武隈洞編、であります。


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