お好み夜話-Ver2

マダムと大将

芋掘りの後の、これも毎年恒例になった松本での忘年会。

今年は馬肉料理の専門店「新三よし」ではなく、ジビエ郷土料理の「山里」というお店で集まることになった。

信州から帰ったら1週間ばかり節制生活に入るから、この夜は心置きなく飲むのだ。

このお店はビールはキリンを扱っていて、地元のサッカーチーム「松本山雅」のビアカクテルなどもあった。


う~ん、色も味もビミョーです。


熱も下がったけれど赤ちゃん返りしてしまった「エレンちゃん」と「ジョニー&ヒカル」の夫婦と、宴会部長などとおだてられてノンアルコールビールを要求した小僧の音頭で乾杯。

この土地ならではの料理を次々にオーダー。

まずは外せない馬刺し。

続いて山賊焼き(ここのは揚げてるけどね)。

ジビエと名乗るだけあって、鹿肉、猪肉、熊肉などなど珍しいものがたくさんで目移りしてしまう。

とりあえず珍味を。

「ジョニー」がつまんだのはカイコ、真ん中のぐい呑みにはイナゴ、右端には蜂の子が入っている。

蜂の子とイナゴはイケルけど、カイコさんはちょっとコゲっぽかった。

気をとりなおして次は鹿肉の唐揚げ。


こちらは山形村というところが長芋の産地らしく、フライドボテトは長芋でこれが美味い。


飲みかつ食らううちに子供たちもエンジンがかかってきたみたいで、ジッとしていられなくなってきた。

「エレン」サンタがプレゼントを配り、

「マダム・エレン」に変身。

ママがマフラーを忘れて普通のタオルを首に巻いた「豪羽」は、妙にそれが似あってラーメン屋の大将みたいだと大人たちから言われ、意味もわからずニコニコ。


大盛り上がりのうちに楽しい時間は過ぎ、明日は休みだという「ジョニー」さん一家に松本を案内してもらうことにしてこの夜は解散。


ただここで終われない「ホリちゃん」と「むっちゃん」とオヤジ。

1年ぶりの「彗星倶楽部」を目指して、気温-2度の縄手通りを進む。

が、がが~ん !!

日曜日で、休み

仕方がないから駅の方へ戻り、開いている店に入るとそこはなんとさっきの店と系列が同じで、メニューも同じものがある。

しかし酔っぱらいはどこでも飲みゃーこうだ。



翌朝、東京とは比較にならないぐらい空気が冷えているが、幸いお日様が出ているところは温かい。

縄手通りを散策して、

たまたま入った創業100年というパン屋さんでお茶を飲んでいるところへ、「ヒカル」ママと「エレンちゃん」が現れた。

ここで待ち合わせしたわけではないのに、偶然に感謝。

みんなに味見させようと、「ジョニー」先生が手作りした野沢菜を持参。

塩加減が丁度良く美味い。

さすが信州人を名乗るスコットランド人だ


蔵の街・松本をそぞろ歩き、親切な和菓子屋のご主人に蔵を見せてもらったり、

街中の湧水で喉を潤したりした。




お昼はドイツ料理の店に入り、日本ではこの店しか輸入していないというドイツビールを、運転手の「ホリちゃん」に見せびらかしながら飲み、手作りソーセージに舌鼓を打つ。


「エレンちゃん」のこの笑顔も、

いざ別れとなると泣き顔に。

抱っこされながらそっぽを向き、別れを惜しむところがいじらしい。

また来年ぜったいに来よう、みんなその気持を強くして松本を出発した。


帰り道に諏訪大社に寄り、「片倉館」の千人風呂にはいって温まり、ひたすらビールが飲みたい運転手の「ホリちゃん」が高速をぶっ飛ばして東京へ戻ってきた。

芋掘りも松本もほんとうに楽しかった。

掘った芋はさっそく店のお好み焼の生地に入り、フライド長芋の試作をしている。

さあこれから、年内は17日のMRIで休む以外はノンストップで行きまっせ

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