お好み夜話-Ver2

アラカンのご褒美

自分がこんなに長生きして、アラカンオヤジになることを想像したことはなかった。

少なくとも4年半前までは。

たぶんあのままいったら、コロッとお亡くなりになっていたか、病院のベッドでうんうん唸っていたことだろう。

今が何の問題もなく、痛いところも苦しいこともない、心身共に健康な状態だとは言えないが、周りを見回して同じ世代より老いているとは思はない。

それに、もう少し節制さえすればまだまだ伸び代はあると自覚している。

20代の若者と短距離では敵わないが、長距離なら勝てることもある。

勝ち組、負け組なんて薄っぺらな言葉に踊らされないで、マイペースで行くことを口出しされるしがらみも無い。

ある意味自由で、気楽でいい加減で、束縛を受けずに暮らしている。


あと5年経っても、赤いちゃんちゃんこを着るジイジになるつもりはなく、「あのクソジジイやたら元気だな」と陰口叩かれるようになりたい。

50歳という年齢は「知命」とも呼ばれ、天が自分に与えた使命を自覚する歳だそうだ。

残念ながらまだ確固たる使命を自覚していない、何の取り柄もない色男のクソオヤジだが、方向性は定まっている。

まあ、おいおい事は明るみになるだろう。


明日GOGO祭りだが、思わぬご褒美が届いた。

亡くなったばあさんがかけていてくれた年金保険が満期を向かえ、GOGO祭りのオヤジに年金が振り込まれるのだ。

ほんのおこずかい程度だけれど、親の有り難みがしみる・・・。

明日、思い残すことなく飲んだら、年金オヤジは節制期間に入るのだ。

ハイハイまたかい、と言わば言え。

やるときゃやるんぜよ。

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