昨日は「まつり湯」に、けっきょく8時間以上もいた。
身体の芯まで温まってくつろいだら、神経痛のように頭でピリピリして不快だったものが、ウソのように消えた。
根本の首筋の痛みは、押せばまだ残っているのがわかるが、それは一筋縄ではいかないから気長にやるよりないと思う。
ひっきりなしの痛みが失せただけでも、気分的にかなり楽になった。
お酒も飲まず、身体が冷えないうちに家に戻り、温湿布をして寝た。
明けて本日、一つの痛みが消えると、再び別の場所に痛みが移っている。
まるで追いかけっこのように、消えては現れる首や頭の痛みに、寝起きはまたしても不快だ。
だが今日もいい天気なので、また歩いて日帰り温泉・大谷田の「明神の湯」に出かけることにした。
堀切橋を渡って高速の高架下を綾瀬方面へ、水戸橋の少し先に木のデッキが続く川沿いの遊歩道を発見。
あまりきれいとは言いがたいその小さな流れは「古隅田川(ふるすみだがわ)」と云い、かつての利根川の河道跡で、足立区と葛飾区の境界になっているという川だった。
水辺再生ということで、ところどころ整備され、地図や由来が掲示されていたり、暗渠になっている部分もあったが、なんとなくデジャヴュを感じて、流れを辿って歩いてみた。
40年以上前になるが、四つ手網を持ってこの辺りまで魚を捕りにきた思い出がある。
町並みや風景はすっかり変わってはいるが、どこか懐かしさを感じさせる川岸の気配があった。
汚れた川も、壊れたオヤジの身体も、再生するには根気と長い時間がかかるのだ。
地道な努力を続けている人たちに頭が下がる。
見習わなければ・・・・。
などと思いつつ、ふと道端の地図を確かめると、目的地の大谷田まで川は続いていることがわかり、土地勘も甦って足取りも軽く、東和の親水公園を通り、大谷田陸橋へ着いた。
環七を横断するために、川も人間も地下へ潜る。
「古隅田川(ふるすみだがわ)」 ← すごく詳しくこちらのページにありました。
昨日よりはスローペースで歩いたが、1時間ちょっと、8900歩余りで大谷田の「明神の湯」へ到着した。
最初はサウナと普通の湯でしっかり汗を流し、仕上げに熱い温泉につかったら、あら効能あらたか
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歩いている時も重く痛かった首筋から、スッと、ほんとうに「あれっ ? 」と声を出してしまいそうなほど見事に痛みが消えた。
まさに劇的温泉効果と言うほかない。
さらにいいことに、体重55kgまであと200gに迫った
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帰りも亀有まで、首が冷えないように帽子を深くかぶり、中川沿いを歩いた。
首筋の冷えは大敵だということが実感できたので、明日からは「ペ様」や「新庄くん」や「中尾彬」のようにマフラーを巻いて外へ出よう。
そして、これからは「痛い」と口に出すのは止めよう。
一刻も早く立ち直ろう。
来週も温泉に行くべきだなあ
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