左手の中指の腹がチクッと痛み、直後に左肘から先が疼くようにしびれ、危うくコテを取り落としそうになった。
しかし広島焼の仕上げの段階で、グッと我慢して作業を続けた。
一段落して中指を見ると、紫色に腫れ上がりパンパンになっていた
これはただごとではないと、すぐに氷をつかんで腫れ上がった指を冷やした。
どこかにぶつけたり、何かで切ったということもなく、突然チクッとした痛みと共に腫れ上がったのだ。
こりゃぁきっと、指の血管が切れたのだろう。
氷で冷やし続けるうちに痛みは治まってきて、しだいに腫れも落ち着いてきたが、中指の第二関節ぐらいまで紫色になって、どうにも気持ちが悪い。
ちょうど居合わせた調子コキ「ハマちゃん」が、
「アルコール消毒したほうがいいんじゃないすか」
などというものだから、つい飲んじまった
しかしそうこうしているうちに痛みは消え、腫れもいくらか引いてきた。
指の感覚はあるし、押しても痛くはないから、まあ取り敢えず大丈夫だろうと、みんなでカンパーイだ
一夜明けて、まだ指は紫色だが痛みはない。
かあちゃんが心配して、救急外来へ行けと言う。
35年ほど前、やはり左手の薬指を怪我して腱が切れてしまい、手術して薬指の第一関節は固定して動かなくなっている。
たかが指の先なのに、成功率60%の手術だと言われ、10日間ぐらいも入院するはめになった。
第二関節まで動かないと、身障者になってしまうということだった。
そのことがあるから、自分でも少しばかり心配で、救急外来へ行ってきた。
結果、指の先の毛細血管が切れたのだろうと。
でも感覚はあるし、痛みもおさまっているので、このまま様子を見て、青タンから赤タンになって自然に治るでしょうとのことだった。
ヤレヤレ、人騒がせな指だこと。
しかしなんで血管が切れたのだろう
原因がまったくわからん
ただひとつ考えられるのは、「砲丸投げ子」が目の前にいて、ニコッとして「アッちゃん」をおかわりしてくれたことぐらいだ。
邪な妄想など抱いていないが、頭の血管が切れなくてよかった。
だけど頭の血管が切れてぶっ倒れたら、最後のお願いで「投げちゃん」に生ビールを口移しでいただいて、安らかにあの世へ行けて、保険金でかあちゃんはウハウハだったのに、ちょっと残念かも
まったく面倒くせぇな、オヤジは。
歳をとったのははじめての経験だから、よくわからんことが多すぎるぜ。
まっ、無事だということで、今夜もイケイケドンドンさ
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投げ子
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